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非正規雇用

2020年3月13日(金)更新

働き方改革の柱であった“同一労働同一賃金”が法制化され、非正規雇用者の処遇改善や正社員化が目指される一方、パートやアルバイト、有期契約労働者等は未だ着実に数を増しています。このページで、非正規雇用の定義と現状、労使双方のメリット・デメリット、雇用時の注意点の他、非正規雇用対策として政府が示す展望と対応策を確認しましょう。

非正規雇用とは

非正規雇用とは、個別の労働契約に応じた期間・時間を限定する働き方の雇用形態を指します。

非正規雇用の形態

ひと口に「非正規雇用」といっても、パートタイム労働者やアルバイト、契約社員、嘱託社員、派遣社員、その他臨時職員や日雇労働者など、その形態はさまざまです。

パートタイム労働者

「パートタイム」というと、“お子さんが幼稚園や学校に行っている間に働くお母様方”を連想しがちですが、法律上の定義はこうしたイメージにとどまりません。

パートタイム労働者とは「正社員よりも短時間で勤務する労働者」全般を指す言葉であり、後述するアルバイトや嘱託社員、臨時職員等もすべて含まれます。

ただし、パートタイム労働者であっても、職場によってはフルタイムで働いたり、非正規であっても契約期間の定めがなかったりする場合がありますが、職務や職責、権限において正社員との差別化が図られています。

アルバイト

前項の通り、「アルバイト」はパートタイム労働者の一種ですが、こちらは主に学業の傍ら短時間勤務に従事する学生を指します。