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連載:第2回 中竹竜二さんが聞く「伸びる組織」

同じ問いを「問い続けられる」と言葉に力が宿る

BizHint 編集部 2020年10月19日(月)掲載
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多くの企業に投資・成長支援を行ってきた株式会社サムライインキュベートの榊原健太郎さん。後半では榊原さんの仲間集め、組織論について聞いていきます。どんな人を集めて組織を作っていくとよいのでしょうか。中竹さんは「同じ問いを過去どれだけ自身に問いてきたか」で重みが変わる……と話します。その真意とは……?

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サムライインキュベートの仲間探し、客観性が大事

中竹竜二さん(以下、中竹): イスラエル、アフリカ、中国と、海外にも拠点を広げられていますが、仲間はどうやって集めているんですか?

榊原健太郎さん(以下、榊原): 3分の1くらいはホームページ経由で応募が来ます。その他は、知り合いから紹介を受けたり、エージェント経由で来たりもします。

僕が唯一気をつけているのは、サムライインキュベート、あるいは代表である僕のことが好き過ぎないかという点です。好き過ぎると客観的になれず、僕の言葉を鵜呑みにしてしまうからです。

中竹: 組織マネジメントは、クリティカルな思考がないとなかなか持続的にはなれないですからね。

榊原: 現在インターンを含めて47名。50名近い規模になってきたので、今、組織運営の壁が立ちはだかっていると感じています。僕もつい、みんなの顔色を見て、みんなを喜ばせたいと思って喋ってしまうし、みんなもまだ気を遣っている面も感じるので、もう少しオープンにお互いをさらけ出し、もっと心の底の部分を議論しあえるような組織に変容していければと思いますね。

起業支援のベンチャーキャピタルは、少数精鋭でやっているところが多いのですが、実際に企業を支援する側の立場が、組織運営の難しさをわかっていた方が良いアドバイスができると思うので、自分たちでリスクも取って、あえて辛い経験をしにいくっていう感じです。

中竹: 課題解決力は、どれくらい自分で自分に向き合ったかどうかが結構大事になります。 コーチングでも、例えば「何をやりたいんだ?」っていう問いを尋ねるにしても、その同じ問いを過去どれだけ自分自身に対して問いてきたかで重みが全然違うんですよ。

最近、問いのスキルマニュアルみたいなものはたくさん作られているので、テクニカルには誰でも良い質問はできるのですが、自分に一度も問うたことのない問いって、人に聞いてもふわっと軽く浮いちゃうんですよね。

榊原: 先に自分に問う、と。なるほど、深いですね。

中竹: そうです。マニュアル化によってスキルフルなことがどんどん進化すればするほど、逆の質的なところが大事になっていくということです。

榊原: それはメモすべきところですね。「自分だったらどうだっただろうなぁ」と考えながら質問するといいかもしれないですね。

中竹: まさにそこですね。それが、榊原さんが先ほど教えてくださった、「人の気持ちがわかる人」というイスラエルの天才の定義とつながるかもしれません。相手の気持ちがわかるっていうことは、今から答えようとする相手の気持ちになり、自分ならどうだったかと考えることですから。

これは、専門的には「メディア力」と呼ばれる力で、糸井重里さんの言葉を借りると、「何を言うかより、誰が言うか?」。つまり、自分の発言が届く影響力や信頼性のことです。 同じ言葉でも、本当に自分の経験からその言葉を使えるかどうかで、言葉に乗っかるパワーが違ってくる。メディア力が高い人というのは、同じ問いを何度も自分に問い続けてきた人なんです。

榊原: そういう意味では、前半でお話ししたように、なぜ自分が、平和といった地球規模の課題にここまで熱くなるのだろうかと、ずっと自分自身に問い続けてきたのは、大事なことだったかもしれませんね。

無意識で問うてきたものが、響いて心を動かす

バックナンバー (2)

中竹竜二さんが聞く「伸びる組織」

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