連載:第4回 コロナ危機と闘う
従業員第一を体現するウォルマートの「事業継続チーム」。コロナ対策を先導する根本思想
2020年6月現在、新型コロナウイルスにおいて、アメリカは世界最大の感染者・死者数を出すに至っている。同国における医療チームの奮闘や生活の変化について見聞きすることも増えたが、企業においてはどのような対策がなされているのだろうか?今回は、世界最大の売上(5000億ドル)と従業員数(230万人)をほこるウォルマートの対策を取り上げる。同社の取り組みは他社に先んじて講じられ、そのスピードと内容には「従業員第一」の思想が色濃く出ている。世界最大の組織がなぜ柔軟に動けるのか?日本との国民的・社会的な背景の違いはもちろんあれど、学ぶべき点は大いにあるはずだ。
危機にこそ真価が問われる「従業員第一」の思想
2020年3月10日、アメリカにおける新型コロナ対策で真っ先に方針を発表したのは、売上高で世界最大、スーパーマーケットチェーンの『ウォルマート』だった。
発表したのは、次の4つの対策。
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