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連載:第29回 小売・サービス

月商1000万円未満/1000万円以上のネットショップ、流入経路やコンバージョンで差はある?ない?

BizHint 編集部 2021年6月28日(月)掲載
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コロナ禍により、あらためてネットショッピングへの注目が高まっています。これまで参入していなかった企業が運営を開始したり、従来企業が扱いを増加させたり、この1、2年で状況が急変しました。自社のネットショップの流入やコンバージョン経路などに変化はあったのでしょうか? 最新状況を探るため、ECマーケティングではWeb担当者にアンケート調査を実施しています。

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担当者が重視している集客チャンネル、1000万円未満「検索エンジン」1000万円以上「ダイレクト」

この調査では、月商1000万円未満のネットショップと1000万円以上のネットショップとで、それぞれの担当者にアンケートを行いデータを集計しています。まず「流入が一番多いチャンネル」を聞くと、月商1000万円未満のネットショップでは「ダイレクト」23.4%、「自然検索」21.6%、「参照元」11.7%が上位。一方月商1000万円以上のネットショップでは「リスティング広告」21.8%、「ダイレクト」20.0%、「自然検索」19.1%が上位でした。やはり月商の大きいショップは、広告にコストをかけているようです。

なお、月商1000万円未満のネットショップでは71.2%が、月商1000万円以上のネットショップでは90.9%が広告を実施しいました。また月商の大きい企業ほど、広告の自社運用にも注力しているようです。

次いで「コンバージョンが一番多いチャンネル」を聞くと、月商1000万円未満のネットショップでは「ダイレクト」27.0%、「自然検索」25.2%、「リスティング広告」11.7%が上位。月商1000万円以上のネットショップでは「ダイレクト」27.3%、「自然検索」19.1%、「リスティング広告」14.5%と順位は同じでした。月商とコンバージョン経路はあまり相関がないようです。

一方「担当者自身が今一番重要視している集客チャンネル」を聞くと、月商1000万円未満のネットショップでは、「自然検索」22.5%、「リスティング広告」16.2%、「ダイレクト」15.3%の順。月商1000万円以上のネットショップでは「ダイレクト」26.4%、「自然検索」21.8%、「SNS」16.4%となりました。月商1000万円未満のネットショップは検索エンジンでの幅広い集客を、月商1000万円以上のネットショップはダイレクトやSNSでのエンゲージ強化を重視していると思われます。

ネットショップの業種は「総合小売」が圧倒的に強い

「担当しているWebサイトの業界(複数ある場合はもっとも売り上げの大きなサイト)」を聞くと、月商1000万円未満、月商1000万円以上のネットショップともに、「総合小売」が圧倒的に多く、「アパレル」がそれに続きました。その他では「ソフトウェア」「化粧品」「健康食品・サプリ」が上位ですが、月商1000万円未満のネットショップでは「教育・教材」も目立っています。

調査方法

調査期間:2021年4月8日~9日
調査人数:月商1000万円未満のネットショップのWeb担当者111人、月商1000万円万円のネットショップのWeb担当者111人

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000029038.html
https://www.ecmarketing.co.jp/contents/archives/1397

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