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連載:第1回 人材育成 各社の取り組みを追う

APU出口治明学長が語る人材育成-グローバル人材を育てる要素とは-

BizHint 編集部 2018年5月23日(水)掲載
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2018年1月からAPUの第4代学長に就任したライフネット生命創業者の出口治明さん。就任から半年近くがたち、今感じていることや「グローバル教育」に対して思っていることを聞きました。出口さんが今見ている大学教育の現場とはどんなものなのでしょうか。

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APUにこそ、本物のダイバーシティが存在している

――赴任されて今率直に、思う所などはありますか?

APUは『想像以上にダイバーシティが実現された環境 であるな』と思っています。全学生のうちの半分の3000人が留学生で世界90か国からの若者が集っているキャンパスはほかにないでしょう。ダイバーシティということを体感したいならばAPUに来るのが一番です。

このAPUのダイバーシティは別府の温泉のようなもの。別府には色とりどりのいろんな温泉がある。どれも浸かっていればすごく心地よくて温かい気分になれる。世界各国から学生が来て切磋琢磨している様子はやっぱり、面白いなぁと思いますよ。

東京や大阪に行ってもみんな同じ顔をした人しかいない。そんな環境は『あまりワクワクしないな』と僕は思います。APUにはいろいろな人がいて、それぞれに新しいことを始めている。そこに僕はとてもワクワクしています。

そして、この環境で育った若者を世界に返していくことも必要だと思っています。APUを起点として、APUで学んだ若者を世界に輩出していけばきっと世界はよくなっていくと思うので。なぜなら、 APUで学べば世界は多様で、さまざまな価値観があるということが自然に腹落ちします からね。先程もとある先生と打ち合わせていたのですが『学生たちがどう育っていくのかを見るのが本当に楽しい』と話していました。ゼミの教え子が現在、コソボで働いて近況を知らせてくれるそうです。APUで学んだ若者がそうやって巣立っていく話を聞くのは僕にとってもとても嬉しいことです」

――ワクワクすることが大事とお話する一方で、出口さんが現在APUで何を課題に思っていらっしゃるのでしょうか?

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