連載:第10回 経営・SaaSイベントレポート2023
優れたリーダーの“決断と指示”は何が違うのか。指示待ちの部下を変えるマネジメントの極意
「部下に仕事を任せられないリーダー」「部下の主体性を引き出せていない管理職」…経営者なら誰しも一度は持ちうる課題ではないでしょうか。 本記事では、リーダーのパフォーマンスを飛躍的に向上させるコーチング・研修を行い、15万部を突破した著書「できるリーダーは、「これ」しかやらない」シリーズの著者でもある伊庭 正康氏による、部下を成長させられる組織に共通していること、そのためにリーダーがやるべきこと、やってはいけないことを解説します。
1991年リクルートグループ入社。プレイヤー部門とマネージャー部門の両部門で、年間全国トップ表彰4回を受賞、累計表彰回数は40 回以上。 その後、営業部長、フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。 2011年らしさラボを設立。 リーディングカンパニーを中心に、年間250回のリーダー研修、営業研修、コーチング、講演を行っている。
2010年2月に株式会社経営者JPを設立、代表取締役社長・CEOに就任。経営者の人材・組織戦略顧問を務める。
部下の主体性を引き出せるリーダーの共通点とは?
井上和幸さん(以下、井上): 今、日本の組織における一番大きな課題は何だと思いますか?
伊庭 正康さん(以下、伊庭): 私も研修で多くの経営者、リーダーからお悩みを聞くのですが、一番多いお悩みは 「部下の育成」が挙げられると思います。
もう少し、深堀りすると「部下に対して“指示や確認”のコミュニケーション」が多いというお悩みですね。「これをやりましょうか?」とか「これって今どうなっていますか?」という会話が部下から上がってこないらしいのです。
部下は決して怠けているわけではなく、指示されたことはきちんとするんだけれども、リーダーからすると、それだけではちょっと頼りないみたいです。
つまり、 「部下が指示待ちで、主体性を引き出せていない」 という課題がある。
一方で、部下の主体性を引き出しながらご自身の仕事をこなしているリーダーもいます。 そういう方に共通しているのは、
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