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連載:第7回 経営・SaaSイベントレポート2023

ANA顧問・元自衛隊司令官が語る「リーダーの3つの責務」

BizHint 編集部 2023年6月8日(木)掲載
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2020年から続いた新型コロナウイルスによる脅威をはじめ、思いもよらない不測の事態は次々と企業を襲います。このような非常事態において鍵を握るのが、会社・組織を率いる「リーダー」です。35年に渡り航空自衛隊として数々の任務を遂行し、現在は全日本空輸株式会社の常勤顧問を務める山田真史さんに、ご自身の経験から導きだした「リーダーの3つの責務」と「不測の事態におけるリーダーシップ」について語っていただきました。

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山田 真史さん
山田 真史さん
全日本空輸株式会社 常勤顧問

1984年防衛大学校を卒業後、航空自衛隊に入隊。戦闘機操縦者として自衛官をスタートした後、航空自衛隊の運用部隊や司令部に勤務。退官前は西部航空方面隊司令官、航空支援集団司令官を務め、我が国の領空保全や熊本地震、北海道胆振東部地震など災害派遣活動のほか国際緊急援助活動などの指揮官も務める。2020年2月から全日本空輸株式会社の常勤顧問を務める。

組織を率いるリーダー「3つの責務」とは

私はこれまで、2012年~2013年の北朝鮮による「人工衛星」と称する弾道ミサイル対応をはじめ、2016年4月の熊本地震や2017年7月の九州北部豪雨、2018年7月の中国地方豪雨や同年8月の北海道胆振東部地震など、数々の不測の事態に対し、時には司令官として自衛隊の活動を行ってきました。

私はこれらの経験から、 「不測の事態」はある程度「予測できる」 と考えています。「不測」を「予測」に変えることが重要で、これは企業にも該当します。実際に私が現在常勤顧問を務めている全日本空輸株式会社においても、社長も巻き込んだ事故対応の訓練を年に2回実施。危機管理の意識の徹底と訓練により、不測の事態に備えているわけです。

また、不測の事態においては、リーダーの手腕が求められます。その場その場で変わる最善の選択を行い、スピーディーな対応を行っていく必要があります。これも自衛隊に限らず、企業でも同様です。「不測の事態」というと大事に聞こえるかもしれませんが、組織内で何か問題が発生した際と考えると、少し身近になるかもしれません。

今日はこれまでの経験を経て学んだ、リーダーの役割や不測の事態に対応するためのポイントをお話できればと思います。

そもそも、「リーダー」とはどのような立場の人をさすのでしょうか。権限は、責任を有する者に与えられます。つまりリーダーは、 「責任を果たすために権限を適正に行使する人」であり、「組織を明確な目標に向かって健全に牽引する人」 と言えます。

私は、リーダーの責務は3つあると考えています。

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