連載:第10回 きっとうまくいく IT七転八起
繁忙期直前に大量離職。現場がラクになる「仕組み化」のススメ
社会保険労務士法人Fiori(フィオーリ)は2021年に従業員の半数が退職してしまい、従業員の定着や働きやすさの改善を目的とした業務の見直しに着手しました。小規模事業所における仕組み化の考え方やツールの選定方法など、改善の道のりを代表の大木莉沙さんに伺いました。
社会保険労務士法人Fiori(フィオーリ)
埼玉県上尾市。平成21年開業。顧問先の社会保険・労働保険手続きや給与計算等の労務関係業務の代行を中心に、中小企業の経営における様々な課題の相談を受け付けている。従業員7名。
Q. 仕組み化や業務効率化を考えるきっかけになった課題についてお聞かせください。
A. 従業員の半数が離職してしまったことがきっかけ です。2021年の5~6月のタイミングで、3人が離職し、1人が常勤から非常勤になり、結果として現場には私を含め3人しか残りませんでした。離職が相次いだ結果、1人あたりの業務量が大幅に増えてしまい、私が現場に出ざるを得なくなったんですが、 あまりに膨大な業務量に愕然となったんです。
請求書、契約書、受信簿、役所に提出する書類の対応など大量の業務をこなし続ける中で、 「この仕事は無駄なんじゃないか?もっと効率化できるんじゃないか?」と痛感しました。 繁忙期の6~7月をなんとか乗り越えてから、新たに人材を採用することに加え、組織の立て直しを決意しました。
この記事についてコメント({{ getTotalCommentCount() }})
-
{{comment.comment_body}}
{{formatDate(comment.comment_created_at)}}
{{selectedUser.name}}
{{selectedUser.company_name}} {{selectedUser.position_name}}
{{selectedUser.comment}}
{{selectedUser.introduction}}
バックナンバー (11)
きっとうまくいく IT七転八起
- 第11回 リーダーは「無駄」から逃げるな。「人が増えても売上が上がらない」原因を現場からどう改善したか
- 第10回 繁忙期直前に大量離職。現場がラクになる「仕組み化」のススメ
- 第9回 崩壊寸前だった町工場。社長が進めた「チームワークを作る」ための改革
- 第8回 その仕事、本当に利益が出ていますか?○○を徹底したら、休んでも儲けられるようになった。
- 第7回 「要らないDX」はやらない:会社の未来に必要なものを見極めるには