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人材育成

2017年5月22日(月)更新

【要約掲載】フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術(中原淳)

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BizHint HRでは今月より「本の要約サイト flier(フライヤー)」の協力のもと、人事領域で注目の新刊書をピックアップし、要約を掲載して参ります。第1回目に取り上げるのは、人材育成の分野で知られる東京大学中原淳准教授の新著、「フィードバック入門」です。

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要約者レビュー

日本のマネジャーが疲労しているのは、「部下育成」が原因である。 本書は、日々の仕事に追われ、部下育成が後回しになっているマネジャーに向けて、効果の高い部下育成法である「フィードバック」の技術と必要性を説いた一冊である。

本書におけるフィードバックとは、「耳の痛いことを部下にしっかりと伝え、彼らの成長を立て直すこと」だ。具体的には、事前に部下の問題行動の詳細を情報収集し、一対一の面談をおこなう。次に、部下との信頼関係を損なわないように、あくまで事実のみを伝えるようにする。そして、問題行動を部下に腹落とし(understood)してもらい、対話を通して現状と目的のギャップを意識化させる。最後に、原因探求と行動計画づくりをマネジャーと部下が一緒になっておこなう。

こうした一連のプロセスを、感情を挟まずにやりきることはなかなか簡単ではない。ただ教えるだけの「ティーチング」や、相手から引きだすことに注力した「コーチング」と異なり、フィードバックにはその両方の能力が求められる。だからこそ、誰しもがフィードバック「入門」を必要としている。

本書では、フィードバックをする際の実践的なポイントや、さまざまなタイプに合わせたフィードバックのコツについても述べられている。部下に変わってもらうためにはどうすればいいのか迷っているなら、迷わず本書を手に取るべきだ。(原 迅)

本書の要点

  • 効果的なフィードバックをするためには、できるだけ具体的に相手の問題行動を指摘することが必要である。
  • トラブルが起きてから時間を空けずにフィードバックをおこなったほうが効果は高い。
  • 仕事における役割が変わったタイミングは、フィードバックを受け入れてもらいやすい。
  • 耳の痛いことを言うのは、マネジャーの役割の一つである。嫌われることも「役割」なのだと考えて割り切ることが大切である。
  • フィードバックは組織全体で取り組まなければならない課題である。

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