連載:第1回 コロナ危機と闘う
中竹竜二さんが語る、先が見えない未来にどう対応するか?


新型コロナウィルスは世界経済のヒトとモノの移動を強制的に止めました。私たちの働き方をも大きく変えようとしています。ネット上での会議、オンラインで完結する仕事が増えている一方で、顔を突き合わせたコミュニケーションを頼りにしてきた経営者、リーダーたちが戸惑っています。どうすればいいのか。今回、コーチ育成のプロフェショナルである中竹竜二さんが「先の見えない未来にどう対応していくべきか」と「オンライン時代のマネジメント」について語ってくれました。前半は「先の見えない未来にどう対応していくべきか」について、です。

新型コロナウィルスの危機は2種類ある
異常事態が続いています。新型コロナウィルスは日本の社会機能を止めています。3月30日には「東京2020オリンピック競技大会」の延期が決まり、4月7日には「緊急事態宣言」が出されました。感染拡大を抑え込むため、日常生活が大幅に抑制されています。その結果、企業では、ネットでの会議、オンライン上だけで完結する仕事が急速に増えています。そこで職場ではいろんな問題が起きています。今回、連載特別版として、「先の見えない未来にどう対応していくべきか」と「ネット時代のマネジメント」に関してお話しましょう。
前編では、「先の見えない未来にどう対応していくべきか」についてお話したいと思います。いまのコロナ危機の状況で、「俺は危機管理できている」とか「リスクを制御できている」といま自信をもって言える経営者はほとんどいないと思います。何が起きるのかまだまだ先が読めない状況なのです。ですから、いまからお話をすることは「危機管理」よりも「危機対応」と言った方がいいかもしれません。
危機には二つあります。1つは(1)過去の危機です。要は「既に起きてしまった」こと。それに対してどう対応するかです。そして、もう1つが(2)未来について。「この先、何が起きるのか分からない。それでもどうすればいいのかです。それぞれについて、どう対応するか考えていきましょう。
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