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連載:第8回 「人材マネジメント」のツボ

人事制度では自律的な社員は作れない(後編)

BizHint 編集部 2021年8月16日(月)掲載
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「人事制度では自律的な社員は作れない」と図解人材マネジメント入門の著者である坪谷邦生さんは言います。では、どのようにすれば社員は自律的に動いてくれるのでしょうか。後半では、人事制度を準備するよりもより実践的かつ具体的な方法について坪谷さんが語ります。

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仕組みでは「心に火を灯す」ことはできない

「いったい、どうすれば社員は自律的に動いてくれるのか?」

多くの経営者は、社員が「自ら」動かないことに悩んでいます。そしてそれを仕組みで解決しようとします。しかし、残念ながら自律的な社員は、人事制度で作ることはできません。人事制度は、社員を評価したり報酬を支払ったりして行動を促進することはできますが、社員の「心に火を灯す」ことはできないのです。

自律とは、会社がさせるものではなく、社員自身の意志でしか行えないもの。そしてどの社員も必ず心に火を持って入社してきています。「社員が自ら動いてくれない」とお悩みの企業は、もともとあった社員の心の火が「消えてしまった」状態だと考えて欲しいのです。

当記事「人事制度では自律的な社員は作れない」の前編では、失敗してしまった企業の事例とその要因についてお伝えしました。社長が誠実に向き合っても、社員にその真意は届かず、逆に社長と会社は信頼を失いました。良かれと思って取り入れた仕組みによって、社員の心の火が消えてしまったのでした。

いったい社長はどうすれば良かったのでしょうか。実は「社長が」どう動いたところで同じ結果になっていたのではないか、と私は考えています。

5人を超えたら社長の声はだんだん届かなくなる

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