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連載:第6回 採用 独自ノウハウを聞く

採用弱者こそ取るべき採用戦略、3つのカギ

BizHint 編集部 2024年1月24日(水)掲載
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採用は弱者に厳しい。これは時代が変わっても変わらない不変の真実です。ただ待っているだけでは、欲しい人材は来てくれません…と説くのは、michinaru株式会社 共同創業者の菊池龍之さん。しかし一方で「採用弱者には、採用弱者だからこそ取れる、取らなければならない戦略がある」と訴えます。さらにその成功には「3つのカギ」が必要であると。20年以上の人材採用・育成支援の経験に裏打ちされた「採用弱者の採用戦略」について伺いました。

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採用弱者が絶対に取るべき採用戦略、3つのカギ

私は20年以上にわたって人材採用や育成などのHR領域に携わり、また事業立ち上げや成熟企業の事業創造の伴走支援をしてきました。

中でも切実な声を耳にするのが「うちのような知名度のない会社では欲しい人材が採用できない。応募もない。お金をかけても、何をやってもうまくいかない」といった、いわゆる「採用弱者」に起因する悩みです。

そうした課題解決を支援させていただく際に、私が確信をもってお伝えしている3つのことがあります。これは、採用弱者だった自社での経験も踏まえて辿り着いたものです。

きっかけは10年ほど前。私は採用弱者の課題解決について、何か突破口を見出せないかと世界中の300社以上の採用活動を調べました。諸外国と日本との大きな違いは「新卒一括採用システム」が軸ではないこと。さらに目に見えて違ったのが、多くの企業が独自に知恵を絞りユニークな採用活動を展開していたことです。

とはいえ、それらの企業の採用活動の根っこにあるのは、日本の採用弱者と共通の課題。認知度やブランド力がない中であっても「自社に絶対に欲しい人材を獲得するために、何をするか?」です。

新卒一括採用システムは、企業の採用戦略を受け身・思考停止にさせていた面は否めないかもしれません。しかしそこで止まっていては、いつまで経っても現状は変わりません。まずは採用弱者である現状を受け止め、その上で正しい戦い方をする必要があります。

採用弱者が取るべき採用戦略は、以下に挙げる3つです。 特に3つ目はシンプルだけれども日本企業においては大きく不足している、それでいて他社と大きく差がつく要素だと思います。

1.欲しい人材を口説くために対象を絞る

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