連載:第26回 総合
管理職になりたくない理由「責任が重い」、それに対する報酬が見合っていない?
昭和のモーレツ成長からバブル、平成の就職氷河期やゆとり教育を経て、「出世」に対する印象もだいぶ変わりました。近年では上司から「管理職にならないか」と打診されても「なりたくない」という人が多くを占めています。職務や責任に比べて報酬は低いという印象が普及してしまったようです。
管理職への昇進を打診されても「断る」6割超
ビズヒッツが実施した「管理職になりたくない理由に関する意識調査」によると、「管理職への昇進を打診されたらどうするか」という問いに、全体500人のうち60.6%の過半数が「断る」と回答しました。「条件次第では引き受ける」18.8%、「引き受ける」12.0%と前向きな人は少数派です。
女性300人の場合は「責任が重い」119人が最多で、「仕事・残業が増える」86人、「管理職に向いていない」52人などがそれに続きました。“割に合わない”と収入面のメリットを感じられない人が多いようです。
男性200人でも「管理職になりたくない理由」1位は「責任が重い」57人が最多。以下「割に合わないと感じる」53人、「仕事・残業が増える」52人が続きます。
会社側は、「管理職になりたくない社員が増えて困る」などと嘆くのではなく、「なりたいと思えるだけの収入や労働環境を用意する」必要があると推測されます。
調査方法
調査期間:2022年10月4日~9日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査対象:管理職になりたくないビジネスパーソン
調査人数:500人(女性300人/男性200人)
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000041309.html
https://bizhits.co.jp/media/archives/31039
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