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連載:第25回 総合

留学生の7割が 「日本は労働時間が長く働きづらそう」。海外人材活用の課題浮き彫りに

BizHint 編集部 2023年2月10日(金)掲載
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株式会社トモノカイは、国内の留学生約650人を対象に日本での就労についての意識調査を行いました。国内の企業で働き方改革や国の働きかけが進むなか、留学生の7割が「日本は労働時間が長く働きづらそう」と回答。また日本に残りたくても残れない理由には、言語の壁だけでなく国や自治体、就職活動での手続きの煩雑さを挙げる人が多いこともわかり、海外人材活用の課題が浮き彫りになりました。

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留学生の7割 「日本は労働時間が長く働きづらそう」

留学生654人に「日本は労働時間が長く働きづらいイメージがあるか」と質問したところ、「ある」と答えたのは30.3%、「どちらかといえばある」と答えたのが42.8%で計73.1%が日本に対して労働時間が長く働きづらそういうなイメージを持っていることがわかりました。

留学期間が終わったあと日本に「絶対に残りたい」と答えたのは31%、「できれば残りたい」と答えたのは48.9%で計79.9%は日本に「残りたい」と考えていることがわかりました。また「残りたい」523人のうち「日本に残るのは難しそう」な留学生(12.4%)と、「日本に残らず母国に帰る/他の国に移ることが決まっている」留学生(11.6%)は計24%でした。

日本に残りたいが残れない理由 言葉の壁や手続きの煩雑さが上位に

日本に残りたいが「残るのは難しそう」「母国に帰る/他の国に移ることが決まっている」と答えた留学生127人にその理由を聞きました。「日本語ができないと職に就けない」(52%)、「英語が通じる日本人が少ない」(37.8%)と言葉の壁を挙げる人が多く、「就職活動で企業にエントリーする方法が複雑」(29.1%)や「国や自治体での事務手続きが複雑」(22%)と手続きの複雑さが理由と答えた人も多くいることが明らかになりました。

調査概要

調査対象:国内の大学・大学院、専門学校、日本語学校に通う留学生
調査期間:2023年1月13日~17日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:654サンプル

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000005633.html

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