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連載:第34回 建設業

工務店・ハウスメーカーの採用担当者、4割以上が「人材の定着率」に課題

BizHint 編集部 2022年12月7日(水)掲載
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工務店・ハウスメーカーの採用に関する実態調査が実施され、採用担当者の約半数が採用活動に対して課題を抱えていることが明らかになりました。主に「高齢者の割合が高い」や「社員の定着率が低い」、「求める人材レベルと応募者との乖離」などの意見が多数挙がっています。また、課題解決に向けて「社員の定着率向上」に向けた取り組みを実施する採用担当者も増えています。取り組みの一環として「ブランディング」への取り組みにより、半数以上が採用活動に対して効果を実感していることも分かってきました。

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採用担当者の54.3%が採用活動に関して、課題を感じた経験あり

UNIIDEO株式会社で実施された「工務店・ハウスメーカーの採用に関する実態調査」では、「あなたのお勤め先の採用活動に関して、課題を感じたことがありますか。」と質問したところ、「何度もある」が19.1%、「ややある」が35.2%という回答となりました。

「何度もある」「ややある」と回答した方に、「あなたのお勤め先の採用活動に関して、どのような課題を感じたことがあるか(複数回答)」を質問したところ、「高齢者の割合が高くなっている」が43.9%、「社員の定着率が低く、流動性が激しい」が40.4%、「求める人材レベルと応募者との乖離がある」が40.4%という回答となりました。

上記の回答以外にも、「書類だけではいい人材は計れない」や「給料、時間外の仕事に対して不評が多い」などの回答を得ることができました。

3割以上の採用担当者が「社員の定着率向上」に向けた取り組みを実施

「社員の定着率を上げるために、あなたのお勤め先で取り組んでいることはありますか」と質問したところ、「ある」が33.3%、「ない」が52.4%という回答となりました。

「ある」と回答した方に、「社員の定着率を上げるために、あなたのお勤め先で取り組んでいることを具体的に教えてください(複数回答)」と質問したところ、「定期的な1on1ミーティングの実施」が48.6%、「福利厚生の充実」が45.7%、「評価制度の見直し」が40.0%、「長時間労働の管理や有給休暇の取得推進」が40.0%という回答となりました。

ブランディングへの取り組みで、52.4%が採用活動に効果を実感

「ブランディングに取り組むことは、採用活動に効果があると思いますか」と質問したところ、「非常にそう思う」が15.3%、「ややそう思う」が37.1%という回答となりました。

「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「ブランディングが採用活動に効果的だと思う理由について(複数回答)」を質問したところ、「自社の価値や企業理念について理解が深まるため」が56.4%、「認知度が上がり、企業価値も高まるため」が52.7%、「社員同士の連帯感が強化できるため」が38.2%という回答となりました。

「今後、あなたのお勤め先でブランディングに取り組んでいきたいと思いますか」の問いには、「非常にそう思う」が13.4%、「ややそう思う」が32.4%という回答となりました。

調査概要

調査概要:工務店・ハウスメーカーの採用に関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年11月1日~同年11月2日
有効回答:工務店・ハウスメーカーの採用担当者(人事・経営者・役員)106名

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000036408.html

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