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連載:第1回 経営・HRイベントレポート 2017

エンジニア採用、リファラル採用で重要な心構えとは?急成長ベンチャーが大切にしていること【渋谷ベンチャー人事部(前編)】

BizHint 編集部 2017年2月15日(水)掲載
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ベンチャー企業の人事採用担当者が集まり、ともに悩みを解決する場「ベンチャー人事部(主催:キャリアトレック)」。

2回目となる今回は、2017年1月に気鋭のベンチャー企業がひしめく渋谷エリアで開催されました。

ゲストとして、株式会社グッドパッチで中途採用を担当する小山清和(きよかず)さん、Sansan株式会社で採用チームマネジャーを務める西村晃さんが登場。

ベンチャー企業の採用の中でも、 エンジニア採用のポイント、リファラル採用で重要なこと、大手に負けないために必要なこと などについてお話しいただきました。


【登壇者プロフィール】

小山 清和(コヤマ キヨカズ)

株式会社グッドパッチ 社長室 コミュニティープランナー 2004年新潟大学法学部卒。外食業界での店長、人材業界の営業を経て、2008年から人事として、小売業界、ソーシャルゲーム業界などで経験を積む。前職では応募ゼロの状態から年間で10名のエンジニアを採用できる体制を作るなど、エンジニア採用や採用ブランディングで実績を出し、その後2016年10月からグッドパッチにジョイン。グッドパッチではコミュニティープランナーとして、中途採用やグッドパッチファンの獲得に繋がる、コミュニティー作りに勤しんでいる。

西村 晃(ニシムラ アキラ)

Sansan株式会社 Eight事業部 Planning Team 兼 人事部 採用チーム マネジャー 2006年 早稲田大学政治経済学部卒業。証券会社の営業を経て、コンサルティングビジネスにて起業。ブライダル企業の営業と採用の責任者を経験した後、2015年11月に中途採用担当としてSansan株式会社にジョイン。2016年6月より中途採用チームのマネジャーに就任。入社1年間で100名近い中途採用を成功させる。 2016年12月より「Eight」の新規プロジェクトの立ち上げを兼務し、事業・人事の両面から会社の成長に貢献している。


エンジニア採用には努力と仲間が必要

-採用担当者の多くが悩んでいるのが、エンジニア採用です。小山さんは、前職で応募ゼロの状態から年間10名のエンジニア採用に成功したそうですね。採用成功に結び付ける上で、工夫をしていることを教えてください。

エンジニアを理解する努力を怠らない

小山: 前職時のエンジニア採用では、フェイスブックをはじめあらゆるメディアを使ってエンジニアの方に会いに行き、 のべ200人以上の方と話をしてきました。

彼らにヒアリングして得たのは、 「エンジニアの多くは、人事が嫌い、もしくは興味がない」 いうことです。

その理由は、「エンジニアのことを理解してくれないから」。

会社の魅力を全面的に伝えてくる一方、 エンジニアとして必要なスキルや具体的な仕事内容を分かっていない人事・採用担当者が多く、コミュニケーションが成立しない のだそうです。

例えば、「パソコンをMacにしたい」と要望し、具体的にどのパソコンをなぜ使いたいのか説明しても、「Windowsでいいじゃないですか」と平然と返される。

その瞬間に、「この会社はエンジニアを理解していない」と、会社を去る心の準備が整ってしまいます。

また、同じエンジニアであっても、 SIerとWeb系企業の開発環境の違いを理解していない人事や、エンジニア経験を定量化する人事にも、エンジニアのみなさんは不信感を抱きます。

採用ホームページの求める人材欄に「エンジニア経験3年以上」と書いてしまいがちですが、エンジニアの能力を「3年」とくくっても、具体的なパフォーマンス実績、持っているスキルは一人ひとり全く違います。

そのあたりを理解していないことは、面接開始3分もすれば分かってしまい、「ここに居場所はない」と落胆してしまうのだそう。

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