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連載:第29回 プロ・リクルーター、河合聡一郎さんが聞く【事業承継のカギ】

「お前は会社を潰す気か!?」と父に言われても、諦めず会社を立て直した後継ぎの話

BizHint 編集部 2020年11月11日(水)掲載
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プロリクルーター・河合聡一郎さんによる事業承継のヒントを探る連載。今回は1946年創業の大阪の老舗ミシンメーカー、アックスヤマザキ代表取締役の山﨑一史さんにお話を聞きました。バブル期以降、右肩下がりのミシン業界で生き残るため、“国内最小メーカー”の3代目がとった型破りな戦略とは──。

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株式会社アックスヤマザキ
代表取締役 山﨑一史さん

2005年入社。2015年発売の子ども向けミシン「毛糸ミシンHug」がヒットし、2016年「第16回ホビー産業大賞 経済産業大臣賞」「第10回キッズデザイン賞」を受賞。2020年発売の「子育てにちょうどいいミシン」は大ヒットし、「第14回キッズデザイン賞優秀賞(少子化対策担当大臣賞)」や「2020年グッドデザイン賞金賞(経済産業大臣賞)」の受賞も。


ミシンメーカーは需要減でジリ貧に……

河合聡一郎さん(以下、河合): これまで普通にご自宅にあったミシンですが、昔と比べて使う機会も減ってきているように思います。実際はいかがでしょうか? またそのなかで、アックスヤマザキ様はどのような事業展開をされてきたのでしょうか?

山﨑一史さん(以下、山﨑): ミシン業界全体の売上台数は、1999年をピークに右肩下がりです。私が入社した2005年には、会社の売上も最盛期の3分の1まで落ち込んでいました。アックスヤマザキは1946年に祖父が創業し、父が二代目です。祖父はいわゆる「売上第一主義」。父もその方針を踏襲し、売上を維持しながらなんとかもがいていました。しかし、2013年以降、アベノミクスで円安が進むと輸入事業が落ち込み、さらに大打撃を受けていました。

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