連載:第3回 テレワークイベントレポート 2020
「テレワーク消耗感」はありませんか? リモートワークでも成果をあげるコツ
新型コロナウイルス感染症の影響で自宅でのリモートワークを実施する企業が増えていますが、長期化するにつれて課題も出ています。機能的な仕事の進め方はあるのか、自宅勤務による疲労感を抑えるためのポイントは何か、リモートワークを効果的に行うヒントとなる研究知見をご紹介します。本記事は、2020年4月22日に開催された、株式会社ビジネスリサーチラボ主催無料オンラインセミナー「リモートワークの科学」の模様をレポートします。
グループ作業にはテキストチャットより対面状況に近いWeb会議が有利
新型コロナウイルスの影響で、自宅でのリモートワークが増えています。リモートワークとはオフィスから離れた場所で働くこと全般を指しますが、昨今の状況を踏まえて、自宅でのリモートワークをより効果的に行うためのヒントになる研究知見を紹介しましょう。
まずは、リモートワークに向く業務と向かない業務についてです。アカデミックな世界では「人と人のコミュニケーション(Computer-Mediated Communication:CMC)」という観点から研究が進められています。グループ作業を「対面」と「コンピューターを介するコミュニケーション」とで行った場合の違いについて検証した結果から、リモートワークで成果が出る仕事と出ない仕事について考えてみます。
CMC研究では、「非言語的手がかり」と「同期性」という2つの軸によって、さまざまなコミュニケーションの手段を分類しています。
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