連載:第83回 IT・インターネット
多い?少ない?「クラウドストレージ」導入している企業は52.0%で徐々に増加
企業DXではクラウドストレージ活用が当たり前となり、時間や場所にとらわれずデータアクセスが可能となりました。NAS・ファイルサーバよりコスト効率も高く拡張性においても優れるクラウドストレージは、ビジネスの継続性にも大きなカギを握ります。
目的は「大容量ファイルや機密性の高いファイルの受け渡し」38.7%
ダイレクトクラウドが実施した調査によると、企業における利用状況は「クラウドストレージ」52.0%、「ファイルサーバ」48.6%、「NAS」26.2%でした。前回2023年3月の調査と比べると、「クラウドストレージ」の利用率は3.7ポイント増加しており、移行が進んでいると考えられます。
「クラウドストレージの導入目的」を聞くと、「大容量ファイルや機密性の高いファイルの受け渡し」38.7%、「脱ファイルサーバ(ファイルサーバのクラウド移行)」33.9%、「災害対策・ディザスタリカバリ」30.4%が上位。前回調査との比較だと、「データガバナンスおよび情報漏えい防止」が特に増加していました。
そして「クラウドストレージの選定における重要ポイント」では、「セキュリティ(可用性、機密性、完全性)」63.5%、「コスト」53.0%、「ストレージ容量」47.4%が上位でした。やはり「大容量で機密性の高いファイル」を扱うからこそセキュリティが重視されるようです。
調査方法
調査期間:2024年3月15日~23日
調査方法:インターネット調査
調査対象:情報システム関連部署の会社員
調査人数:330人
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000000400.html
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