連載:第95回 IT・インターネット
AI活用推進のための人材採用、積極的な企業は半数ながら今後急拡大?


近年ビジネス領域でAIが急速に普及しています。なかでもIT/Webエンジニアはその影響を大きく受けることになりました。企業によってはIT/Webエンジニアの「採用」にもAI活用を考えているようです。エンジニア向け転職サービス「Findy」を提供するファインディではアンケート調査を実施しました。

「AI活用人材が不足している」という企業は67.1%
まず「AIの活用状況」について聞くと、回答企業のうち98.4%とほぼすべての企業が取り組み済みでした。具体的には「エンジニアの業務効率化・生産性向上」がもっとも多く、87.8%を占めています。また「自社でのAIモデルの開発」「ツールの導入・活用」に積極的な企業も多いようです。
なお実際に導入しているツールとしては「ChatGPT」「GitHub Copilot」の名前が特に多かったほか、「Cursor」「Devin」など開発の効率化・自動化を目的としたエディタやAIアシスタントを導入しているという企業もありました。
次に「AI活用推進のための人材採用」について質問すると、「AI活用人材は不足している」と回答した企業は67.1%、「AI活用人材は充足している」と回答した企業は20.7%。それぞれにおいて「採用強化したい」とした企業は37.8%、12.2%で、計50.0%が今後の採用に積極的でした。
そこで「自社のエンジニア採用要件を変更しているか」と聞くと、「すでに変更している」企業は11.7%程度でしたが、「今後変化すると思う」を合わせると7割を超えるため、AI技術がエンジニア採用要件に影響を与えていると推測されます。
実際に、選考内で「AI技術やツールの活用経験は、候補者の評価に影響するか」と聞くと、「非常に重視」1.6%、「ある程度重視」16.5%と、あわせて2割程度がAI技術を選考観点に含めていました。これはAIだけにとどまらず、「新たな技術に対する好奇心や積極性」を持ったエンジニアを評価したいという姿勢を打ち出していると思われます。
調査方法
調査期間:2025年2月18日~3月10日
調査方法:インターネット上でアンケートを実施
調査対象:Findyを採用目的で利用中の企業
調査人数:188社
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000045379.html
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