連載:第3回 100人組織の作り方
「人が増える」だけでは会社は成長しない。部下を成長させるリーダーが行う3つのマネジメント
受注率を上げたい、離職率を改善したい、顧客満足度を上げたい……など、事業運営には悩みがつきものです。株式会社キンライサーは現場の課題に人材育成の観点からアプローチすることで改善を繰り返し、38億円の売上が4年で100億円規模に到達しました。外部講師として営業力強化研修の指導に来たことをきっかけに入社したトレーニング部・部長の手嶋由美子さんに、全社の人材育成を担う中で試行錯誤してきた施策について伺いました。
「人が増える」だけでは会社は成長しない。
――100名規模の企業で、わざわざ人材育成の専門部署を設けているのは珍しいかと思います。なぜ、キンライサーでは人材育成に注力されているのですか?
手嶋 由美子さん(以下、手嶋): 当社が掲げる「対前年比120%の成長」という目標に対して、闇雲に人員を増やすだけでは到達できない段階に到達したからです。
「顧客満足度」と「従業員満足度」の両方を伸ばし続ける組織に変わらなければ、今後も成長し続けることはできないという危機感を持ちながら、現在も人材育成に取り組んでいます。
――「顧客満足度」と「従業員満足度」の両方が重要という方針に行き着いたきっかけは。
手嶋: 以前のキンライサーは入社3ヶ月以内の離職が後を絶たない問題がありました。なぜなら、社員の育成スケジュールが確立されておらず、「自分の目指すべきゴールが見えない」という中で働いていたからです。
人材が定着しない組織はどんな組織か。それは、
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バックナンバー (3)
100人組織の作り方
- 第3回 「人が増える」だけでは会社は成長しない。部下を成長させるリーダーが行う3つのマネジメント
- 第2回 「信頼」だけでは不正は防げない。会社を大きくしたい経営者が今すぐ見直すべきこと
- 第1回 経営者の仕事は働く人の「ぼんやりとした不安」を解消すること、メゾンカイザーの組織作り