連載:第3回 【海外人事ニュース】
【海外人事ニュース】INSEAD「グローバル人材競争力指数」2017年版が発表公開


ビジネススクール・経営大学院であるインシアード(INSEAD)は1月16日、「グローバル人材競争力指数」(GTCI = Global Talent Competitiveness Index)の2017年版を発表公開した。

各国の人材育成・誘致・保持能力をランキング
GTCIは、世界各国の人材競争力を測定した年次ベンチマーキング・レポートで、意思決定者が人材競争力を向上させる戦略を立てるための豊富なデータと分析を提供するものである。
GTCIは2013年に初めて発表されて以来、今回のもので第4版となる。このレポートの中では、人材育成・誘致・保持能力に応じて、118ヶ国がランク付けされている。
シンガポールが第2位に
今回のランキングのトップ10は、上から順に、スイス、シンガポール、イギリス、アメリカ合衆国、スウェーデン、オーストラリア、ルクセンブルク、デンマーク、フィンランド、ノルウェーとなった。
スイスが前回7位から上昇して1位となり、前回1位のシンガポールは、1つランクを下げたものの上位を維持、アジアで唯一のトップ10入りとなった。また、北欧4ヶ国が全てトップ10入りしたことが注目される。
日本は、前回10位から大きく下がり22位となったものの、アジア2番目を維持した。なお、アジア太平洋地域で見ると、シンガポールの他、オーストラリア(6位)、ニュージーランド(14位)が日本より上にランクされている。
初めて都市別の指標も
今回の2017年版では、都市に焦点を当てた「グローバル都市人材競争力指数(GCTCI)」も発表された。
対象となったのは世界46都市であり、トップ10は順にコペンハーゲン、チューリッヒ、ヘルシンキ、サンフランシスコ、ヨーテボリ、マドリード、パリ、ロサンゼルス、アイントホーフェン、ダブリンとなった。
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