薬剤師の7割以上が「調剤薬局よりもドラッグストアに将来性がある」と回答。薬局が生き残るためにできることは?

合同会社スマスタが実施した「調剤薬局の将来性についてのアンケート」によると、多くの薬剤師が「調剤薬局の将来」に危機感を覚えていることが判明しました。今後、ブランド力や資金力のある大手調剤薬局やドラッグストアのシェアがより高まっていくと考えている薬剤師が多く、調剤薬局が生き残るためには時代に合わせた工夫が必要だと考えているようです。

薬局が生き残る鍵は「オンライン服薬指導」と「在宅」

「今後、薬局が生き残るのに必要な条件は何だと思いますか?」の質問に対して最も回答が多かったのは、「オンライン服薬指導」と「在宅」(74.5%)、次に「面対応」(44.3%)でした。

同率一位だったオンライン服薬指導と在宅対応について、具体的には以下の意見が寄せられています。

第三位の「面対応」については、以下の意見が挙がりました。

多くの薬剤師が「今後、大手調剤チェーンのシェアが高まる」と回答

「今後さらに大手調剤チェーンの寡占が進む(業界内でのシェアが高まる)と思いますか?」と聞いた結果、「はい」と回答した人は84%で多くの薬剤師が大手の寡占が進むと考えていることがわかりました。

その理由として、「資金力・規模・ブランド力が高いから」と回答した人が最も多く、次に「在庫・デッドストックのリスクが低いから」「「M&Aが加速しているから」が続きました。

「資金力・規模・ブランド力が高いから」と回答した薬剤師からは以下のような意見が寄せられています。

一方で、「いいえ」と回答した薬剤師からは、以下のような意見が挙がりました。

7割以上が「ドラッグストアの方が将来性がある」と回答

「今後、調剤薬局とドラッグストアのどちらに将来性があると感じますか?」という質問に対しては、75.5%が「ドラッグストア」、24.5%が「調剤薬局」と回答しています。

それぞれの意見は以下の通りです。

ドラッグストアに将来性がある

調剤薬局に将来性がある

飲食店併設や宅配型薬局のアイデアも

新しい形の薬局についてのアイデアについて聞くと、

などのアイデアが集まりました。

その他にも、AIを活用した薬局や24時間営業の無人薬局、サプリメント・健康食品に特化した薬局などのアイデアが挙がっています。

調査概要

調査方法:インターネットによる調査
調査対象:就業中の薬剤師の男女
調査機関: 2020年11月16日~11月25日
調査エリア:全国
サンプル数:106名

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000061619.html