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連載:第37回 総合 2020年1月~3月

花粉症、働く意欲に大きく影響。6割以上が「出社したくない」と思った経験

BizHint 編集部 2020年1月26日(日)掲載
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エステー株式会社は、「花粉対策と仕事における生産性への影響に関する実態調査」の結果を発表しました。本調査によると、花粉症が集中力低下につながり、仕事に影響が出ていると感じている人が、6割以上もいることがわかりました。また、花粉症により出社をためらったことがある人も6割にのぼり、約1割の人は際に仕事を休んだ経験があると答えています。花粉症患者のほとんどが、マスクや目薬、飲み薬などで対策をしていますが、満足する効果を得られていない人も多いようです。

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8割以上がマスクを利用、しかし4割は効果に不満

「花粉シーズンに、仕事中ご自身でどのような花粉対策を行っていますか?(複数回答可)」を質問したところ、選択肢の中で最も多かったのが「マスク」で、81.8%が回答しました。次いで目薬(60.0%)、飲み薬(50.1%)が人気の花粉対策でした。

さらに、上記質問の回答者に「回答した花粉対策に満足していますか?」という質問については、最も使用率の多かったマスクは、37.3%が不満を抱えている結果となりました。

花粉症対策に5,000円以上かかる人は3割以上

「2019年の花粉シーズンに、花粉症対策にどのくらいお金をかけましたか?」と質問をしたところ、「1,000円~3,000円」という回答が36.3%で最も多くなっています。

5,000円以上出費した人は32.2%、10,000円以上出費している人も6%おり、花粉症の人にとって、費用面での負担の大きさがわかる結果となりました。

花粉症による「鼻水」「目のかゆみ」などの症状が仕事に影響

「花粉症によって仕事に影響が出たことはありますか?」と質問したところ、66.3%が影響が出たことがあると回答しました。

また、影響が出たことがあると答えた方に「どのような症状が、あなたの仕事に影響を与えますか?(複数回答可)」の質問には、「鼻水」と「目のかゆみ」が特に多くみられ、薬の副作用による眠気やだるさにも回答が集まっています。

さらに、「花粉症があなたの仕事に与える影響はなんですか?(複数回答可)」と質問したところ、「集中力が低下する」との回答は88.5%で、が最も高いスコアでした。

「花粉症によって仕事に影響が出たことがある」と回答した人に「勤務時間のうち、どのくらいの時間、仕事に影響しますか?」と質問をしたところ、24.3%の人が5時間以上と回答しています。多くの人が長時間に渡って、花粉症で仕事の影響が出ていることがわかりました。

また、「花粉シーズンのうち、おおよそどのくらいの日数に影響がありますか?」と質問をしたところ、57%が1か月以上影響があると回答しました。

花粉症は働く意欲に影響、6割以上が出社をためらう

花粉症による働く意欲への影響を調査するため「花粉症によって出社したくないと思ったことがありますか?」と質問をしたところ、63.0%の人が「出社したくないと思ったことがある」と回答をしました。

さらに、「花粉症によって出社できなかったことはありますか?」と質問をしたところ、12.4%の人が「出社できなかったことがある」と回答をし、花粉症が働く意欲へ大きく影響を及ぼしていることが判明しました。

さらに年代別に着目をすると、出世をためらった人の割合、出社できなかった人の割合ともに、20代が最も高いことがわかります。若い人ほど、花粉症によって出社意欲に影響が出やすくなっている実態が明らかになりました。

職場の花粉症対策に不満、対策を行う職場は1割

健康経営プレゼンティズム といった企業が社員の健康を促進する潮流の中、「あなたの職場で、従業員のための花粉対策は行われていますか?」と質問をしたところ、職場が花粉対策を行っているという回答はわずか13.8%でした。

また、「職場で、従業員に対して何らかの花粉対策を行ってほしいと思いますか?」と質問をしたところ、60.9%が「はい」と回答し、従業員の意識と企業の実態とのギャップが顕在化する結果となりました。花粉症で仕事に影響がある従業員に対して、充分な対策を行っている企業はまだ少ないのが現状です。

花粉症治療薬が保険適応外になった場合、約75%が通院にためらう

昨年8月に健康保険組合連合会(健保連)が花粉症治療薬を一部保険適用外とする検討を行うことを発表しました。そのような中、保険適用外となった場合の影響を調査するため、「花粉症の薬が保険適用外になることによって、今後病院に行くことを躊躇しますか?」と質問をしたところ、74.6%が「病院に行くことを躊躇する」と回答しました。

昨シーズン、花粉症で病院に行った人は41.1%もいることから、病院で処方される治療薬が保険適用外になれば、花粉症患者にとって大きな負担になります。今後、金銭面の負担が少なく、手軽に使用できる花粉対策商品へ注目が集まることが予想されます。

調査概要

調査期間:2019年12月27日~12月28日
調査対象:20歳~59歳の花粉症患者かつ有職者の男女603名
調査方法:インターネットによるアンケート

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000239.000010075.html

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