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連載:第2回 大阪・八尾の中小企業の社長たち

組織の壁を作らないための方法とは【大阪・八尾の中小企業の社長たち(2)】

BizHint 編集部 2019年9月12日(木)掲載
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大阪府・八尾市に拠点を構える企業4名の社長たちの座談会。今回のテーマは「組織コミュニケーション」についてです。社員の人数も増えてくると、個々の動きがわからなくなり、組織の壁ができてしまい事業も停滞してしまうことも……。「売上や利益の数字を社員に伝えるか? 伝えないか?」などの命題も含めて、組織コミュニケーションの問題について話し合います。

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友安 啓則さん
株式会社友安製作所

大学院でMBAを取得後、商社へ就職。2004年1月に商社を退社し、10年居たアメリカより帰国。2月より父親が営む線材加工製造業者である友安製作所へ入社。2004年にインテリア部門、2009年にエクステリア部門を立ち上げる。2016年2月、代表取締役社長に就任。2019年、経済産業省より「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定される。社員数は約90名。

木村 祥一郎さん
木村石鹸工業株式会社

1995年、大学時代の仲間数名とIT企業を立ち上げる。以来18年間、商品開発やマーケティングなどを担当。2013年6月に同社の取締役を退任し、家業である木村石鹸工業株式会社へ。2016年9月、4代目社長に就任。自社ブランドの開発に取り組み、オリジナルブランド石鹸「SOMALI(そまり)」を筆頭に、次々と製品を世に送り出している。社員数は約30名。

太田 泰造さん
錦城護謨株式会社

近畿大学商経学部卒業後、富士ゼロックス株式会社入社。2001年錦城護謨株式会社入社し、土木事業部長、専務取締役を経て、2009年に代表取締役社長に就任。安心・安全なものづくりに取り組んでおり、歩行誘導ソフトマット「HODOHKUN Guideway」は世界三大デザイン賞のひとつ「iF Design Award 2016」の金賞を受賞するなど海外で高い評価を受ける。社員数は約300名。

谷元 亨さん
谷元フスマ工飾株式会社

1974年生まれ。大学卒業後、日本アイ・ビー・エムに入社し商品営業を担当。2003年に1946年創業のフスマや間仕切りの製造メーカーの谷元フスマ工飾株式会社に入社。BtoC向けとして、オンライン販売店舗「和室リフォーム本舗」をオープンし売上を伸ばしている。2008年に代表取締役社長に就任。社員数は約40名。

社員コミュニケーション問題をどう乗り越えていくか

社内でディスコミュニケーションをうむ最大の要因は「あの人ら、何してるんやろ?」

友安

今はSNSが世の中に浸透しているので、普段は会っていない友達が何をしてるのかわかりますよね。

谷元

まるで会っているかのような感覚ですよね。

友安

僕は社内のコミュニケーションがうまくいかないのって「あの人ら、何してるんやろ?」っていうのが最大の原因だと思っています。なので、ITを社内のコミュニケーションツールとして使っていきたい。会ってなくても、実際にその現場を見ていなくても、SNS感覚で「あの人こんなことしてるんや! あんな案件決めてきてすごいなぁ……!」という具体的なことが伝われば、コミュニケーションがしっかり取れているということにならないかと思っています。だから、ごりごりITを使って、積極的にコミュニケーションを取ってもらっています。

自分の行動や思いを社内に毎日共有するには「日報」がベスト!(友安製作所)

谷元

どうやって、個人から他の社員に向けて発信してもらってるんですか?

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