リフレッシュ休暇
「リフレッシュ休暇」とは、社員の心身のリフレッシュを目的とし、有給休暇とは別に取得することができる休暇制度です。勤続年数により、例えば5年目、10年目といった区切りで設定している例が多くあります。この記事では、リフレッシュ休暇と有給休暇の違いや、具体的な付与日数と賃金の支給の実態。企業側・社員側から見たメリット・デメリット。また、導入ポイントや企業事例まで幅広くご紹介します。
リフレッシュ休暇とは?
リフレッシュ休暇は、職業生涯の節目に勤労者の心身の疲労回復等を目的として付与される休暇と定義されています。
制度を取り入れている多くの企業が年次有給休暇とは別に、勤続5年、10年などの節目に特別休暇として設定しています。
【参考】代表的な特別な休暇制度の例:働き方・休み方改善ポータルサイト/厚生労働省
リフレッシュ休暇導入の実態
それでは、実際にどのくらいの企業が「リフレッシュ休暇」を導入しているのでしょうか。
平成31年度の厚生労働省の調査によると、リフレッシュ休暇を導入している企業は、全体の13.1%にとどまっています。従業員1,000人以上の大企業では46.5%と約半数に迫る勢いですが、従業員300人以下の中小企業では、2割に満たず、まだまだ浸透していないことがわかります。
【出典】平成31年就労条件総合調査結果の概況:結果の概要(P6)/厚生労働省