連載:第73回 IT・インターネット
システム開発の外部依頼、いま注目している技術は「人工知能と機械学習」
システム開発を外部委託している企業は多数ありますが、どういった基準で委託先を決めているのかは案件によりさまざまに分かれます。技術力を優先するケース、予算枠が限られているケース、条件はさまざまですがどういった視点から選んでいるのでしょうか?
専門知識と業績のどちらを重視?
NEXERとデジタルトレンドナビでは「システム開発の依頼」に関する調査を実施、173人が回答しています。
まず「システム開発に関する情報は何から得るか」を選択式で聞くと、「企業Webページ、ブログ、SNSから得る」65.3%が圧倒的多数で、「専門コンサルタントのアドバイス」35.3%に倍近いスコアを付けて1位になっています。「システム開発を外部に依頼する際にもっとも重視する点」では「技術的な専門知識」27.2%が「豊富な実績」を僅差で上回りました。
「技術的な専門知識」をあげた人たちは「要望やイメージと異なる仕上がりになる可能性があるから」「バグの多いアプリケーションを収められて、苦労した経験があるから」といった理由をあげています。一方「豊富な実績」をあげた人たちは「ニーズのポイントを知っているかが重要」「過去の実績や顧客の評価を知りたい」といった理由をあげていました。
「継続的に依頼したいと思う外部開発パートナーの条件」では、「システムの安定性と信頼性」67.6%、「予算内での完了」57.8%、「担当者とのコミュニケーション」50.9%が上位で、方向性が分かれました。
最後に「どのような技術やトレンドに注目しているか」を聞くと、「人工知能(AI)と機械学習」66.5%が特に多く、「属人化した業務をAIに置き換えていきたい」「AIは急速に成長してるから」という声があがりました。
調査方法
調査期間:2024年1月25日~31日
調査方法:自社調査
調査対象:事前調査で「システム開発を依頼しようとした業務経験がある」と回答した全国の男女
調査人数:173人
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001083.000044800.html
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