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連載:第38回 IT・インターネット

退職代行サービス、利用者1,637人の本音「労働環境より、上司との関係がこじれたときの切り札」

BizHint 編集部 2023年6月20日(火)掲載
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近年利用者が増加しているという「退職代行サービス」。退職者の意志の弱さ、あるいは手続きを行えない怠惰さに注目されることもありますが、実際にはそれを上回る常識ハズレなブラック企業が多数存在することがじょじょにあきらかになりました。ある意味、退職代行サービスは“最後の砦”だと考える人もいます。

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勤務期間「半年未満」で利用している人が7割以上

退職代行サービス「モームリ」を運営するアルバトロスのデータによると、「退職代行サービスを利用した理由・経緯」では、「上司から退職を止められている」「上司からハラスメントを受けている」がいずれも3割を超えました。「残業」「勤務時間外労働」以上に、上司との関係に問題があったときの切り札として、退職代行は使われています。

回答者(退職代行サービスを利用した人)の性年代別を見ると、性差はあまりありませんでしたが、20代の利用が半数以上ともっとも多く、10~20代で全体の67.2%を占めています。なお勤続年数では、1か月未満+6か月未満の「半年未満」が約7割を占めました。

職種別では正社員だと「製造業」123人が特に多く、アルバイトだと「飲食・サービス」289人が抜きん出て多いことがわかりました。

こうして見ると、退職代行サービスの利用は、自分の意思だけではなく、労働環境などの外的要因が大きく影響していると考えられます。企業側は社内の労働環境を再確認すべきでしょう。

調査方法

調査期間:2022年3月15日~2023年5月31日
調査方法:アンケート
調査対象:退職代行サービス「モームリ」の利用者。全国10代~60代男女
調査人数:1,637人

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000103965.html

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