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連載:第31回 総合

スタートアップの伸び悩みを5段階で分析、「ビジョン」「年間計画」などあらゆる意識共有に課題あり

BizHint 編集部 2023年3月3日(金)掲載
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生命力旺盛なスタートアップ企業。創業10年以内が目安で、少数精鋭で和気あいあいとした職場が多い印象ですが、社員のなかでビジョンや年間計画が共有されず「伸び悩み」を見せるケースも意外と多く発生しています。企業ごとにぶつかる壁はさまざまですが、それらを細かく5段階評価していくとスタートアップの抱える課題が見えてきました。

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スタートアップは意外と意識共有ができていない?

ActionCOACH東京セントラルでは、スタートアップ企業(創業3年以上10年以内・売上が1億円以上)の経営者108名を対象に「スタートアップの伸び悩み」に関する調査を行っています。

まず「あなたの会社のビジョンは、どのようなレベルで浸透していますか」と5段階で聞くと、「レベル4|ビジョンは明確であり、社員にも十分浸透している」28.7%が最多ながら、全体では6割ほどが「浸透していない」としました。

また「あなたの会社の年間計画は、どのようなレベルで浸透・達成できていますか」と聞くと、「レベル3|会社の明確な年間計画はあるが、マネジメント層のみの計画となっており、社員には共有されていない」25.0%が最も多く、社員全体で共有されていない様子がうかがえます。

「スタートアップの伸び悩み」においては、企業ビジョンや年間計画といった根幹が意外と共有されていないことが原因になっているのかもしれません。

そのほか「あなたは、経営者として日々の時間管理をどのようなレベルでできていますか。」という質問では「スケジュール通りにいかず苦戦している」30.6%が最多で、それ以下のレベルも2割ほど存在。「あなたの会社では、どのようなレベルで顧客管理ができていますか」という設問でも、約半数が「理想の顧客は不明確」と回答しています。

そのほかビジネスモデルやキャッシュ管理、ルーティン業務についても同様です。「実現性の高いビジネスモデルで、改善サイクルを回す仕組みが整っている」企業はわずか19.4%、「月次単位でキャッシュを完全に把握」する企業は25.9%にとどまっています。また会社の売上についても「社長の売上が全体~7割を占める」といった意見もかなり見られました。

調査方法

調査期間:2022年1月18日~19日
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査対象:スタートアップ(創業3年以上10年以内・売上が1億円以上)企業の経営者
調査人数:108人

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000093067.html
https://actioncoach-japan.jp/tokyo-central/

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