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連載:第8回 流通・運輸

物流ロボット導入を検討中の企業、86.1%が「3年以内」の導入を目指す

BizHint 編集部 2022年8月18日(木)掲載
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新型コロナウイルス感染症の影響による通販物流の需要拡大、人手不足の解決策として、いよいよ物流ロボットの導入が本格的に進んできました。ただ、まだその一歩を踏み出せないでいる企業が多いことも事実です。ロジザード株式会社では、「物流ロボット」がテーマのセミナー参加者および申込者に対し、物流ロボットに関する意識調査、実態調査が実施されました。

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物流ロボットの導入時期、半数近くの企業が「わからない」

「物流ロボットを導入する場合、いつ頃を目指しますか。」という質問に対して、42.9%が「わからない」と回答、続いて「3年以内」が21.7%、「物流事業がないため、導入することがない」が16.7%、「年内」が5.8%、「5年以内」が3.5%、「10年以内」が1.0%、という結果でした。

まだまだ、「わからない」を選択している方が多く、導入する場合でも「年内」を選択する方が少ないため、導入することを決めかねている方が多いことは確かです。しかし、導入を前向きに検討していらっしゃる方は、「5年以内」、「10年以内」ではなく、「3年以内」が一番多い結果となっていることに導入の現実感が増していると考えます。物流ロボットの導入を検討している方の86.1%は、3年以内(年内を含む)の導入を目指していると言えます。

また、この「3年以内」と答えた方は、具体的にミッションを持つ担当者の方だと思います。1~2年、情報収集や物流ロボットの導入倉庫への倉庫見学などを通し、ロボットの選定に入るのではないでしょうか。

物流ロボットの導入にあたり気になるのは「種類・機能」「費用」

「物流ロボットについて気になっている情報は何ですか。」という質問に対し、全体の60.1%が「種類・機能」、56.3%が「費用」を選択しています。この2つは情報収集段階の方が多く選択する項目かと思いますので、物流ロボットについてまだまだ不明なことが多く、問い合わせまでは至っていない、導入について不安がある状態だと考えます。

残りの3つは導入を具体的に検討した方が気になる情報だと思います。全体の38.4%が「導入前の障壁」、30.0%が「導入時の環境設備」、29.7%が「導入時、導入後のサポート体制」を選択しています。

費用への関心が強いという結果について、不明点が多い中でROI(Return On Investment、投資収益率、投資利益率)へのコミットに自信が持てない、ということだと考えます。現在の物流現場で、すでに人海戦術でなんとか回ってしまっているため、いきなり「物流ロボットの導入」となると飛躍してしまい腹に落ちないのかもしれません。

物流ロボットの導入に必要な「コスト感」

「物流ロボットのコストに対する意識を教えてください。」という質問に対し、69.0%が「中長期でコストをどのように考えればいいのかがわかれば、導入を検討する企業が増えると思う」と回答しました。続いて、13.8%が「短期的なコストに目を奪われてはいけないと思う」、10.9%が「やはりコストが気になって導入に踏み切れないと思う」を選択しています。

上記の結果から、約7割の方が、会社や上長を納得させるコストシミュレーションがあれば検討に値することがわかります。ただし、ノンアセット型の3PL事業者にとって、「中長期」のコストへの考え方は検討に詰まるかもしれません。ノンアセット型は輸送手段や倉庫などの資産を保有せずに業務を遂行するため、現在の倉庫を長期的に借りる予定であるか、借りているものは返す必要があり、その際に原状回復工事が必要となるとまたハードルが上がります。運送会社であれば車両をリースであれ、アセットに投資しないと始まらない仕事ですので、物流ロボットについても理解し易いかと思います。

物流ロボットは人間の仕事を奪うのか?

「『物流ロボットは人間の仕事を奪うのではないのか』という懸念がありますか。」という質問に対し、42.7%が「奪う可能性はあるが、失業の上昇にはつながらない」、31.6%が「そうは思わない」、22.8%が「そう思う」を選択しています。

物流ロボットの導入について、会社全体で理解を導くとすると、「仕事を奪われるかも」という意識は抵抗勢力となりえます。社内で物流ロボットを導入する目的、「従業員の負荷を減らし、適材適所を叶えるための物流ロボット導入であること」を根気強く伝える必要があるのかもしれません。

調査概要

調査期間:2022年4月5日(火)~2022年5月24日(火)
調査方法:オンラインによるアンケート調査
対象者(1):「ロジザード物流ロボットセミナー2022」にお申し込みされた515名
対象者(2):「ロジザード物流ロボットセミナー2022」に参加された方の内、171~206名

プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000014943.html

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