連載:第1回 【海外人事ニュース】
【海外人事ニュース】オフィスの居眠りが企業を救う?効率的「昼寝」のススメ
オフィスで従業員が効率よく働くためにはどうしたらよいだろうか? BBCが1月11日に発表した記事によると、昼食後など10分~20分未満の昼寝は、仕事の生産性を高めるという。
生産性を高める「昼寝」
オフィスで従業員が効率よく働くためにはどうしたらよいだろうか?
BBCが1月11日に発表した記事によると、昼食後など10分~20分未満の昼寝は、仕事の生産性を高めるという。
睡眠が脳の老廃物や毒素を取り除く
1990年代、あるBBC記者がハードな仕事の合間、デスクの側にある食器棚の下でよく昼寝をしていたことが社内で話題になった。 彼はつかの間の昼寝が、残りの1日のエネルギーを回復する手段になっていたと話している。
米国の睡眠研究所によると、睡眠は脳のハウスキーパーのようなもので、脳から老廃物や毒素を取り除くのに役立っているという。
もちろん夜の睡眠時間や生活習慣などにも原因はあるが、昼寝をすることで疲労を取り除き、ストレスの軽減、洞察力や運動能力などの回復も期待できるわけだ。
ただし昼間の睡眠は20分以内。静かな場所で、しかも上司の許可が得られればいうことはない。
休息を義務づける職場
「昼寝」はネガティブなイメージだが、職場によっては睡眠を推奨しているところもある。それが英国の全国航空管制サービス「Nats(ナッツ)」だ。
彼らは少なくとも2時間に1度、カフェや短い昼寝に30分の休憩を設けている。管制塔では、最も忙しいとき、あるいは最もひまなときに事故が起きる可能性が高いといわれている。
疲労は職場にリスクを与えるだけであり、いずれの状態でも精神のバランスを維持することが求められている。
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