新型コロナで「業績にマイナスの影響」と回答した企業、8ヶ月ぶりに8割を切る

新型コロナの影響、約8割が「マイナスの影響」と回答

新型コロナウイルスによって自社の業績にどのような影響があるか聞いた結果、「既にマイナスの影響がある」と「今後マイナスの影響がある」と答えた企業の合計は79.0％となりました。9月の80.6%と比較すると1.6ポイント下落しています。

「既にプラスの影響がある」と「今後プラスの影響がある」と回答した企業は合わせて3.8%であり、こちらは9月と比べると0.2ポイント増加しています。「影響はない」とする企業は13.4％でした。

業界別に見てみると、『マイナスの影響がある』と見込んでいる企業は、「旅館・ホテル」が97.4％と最も高くなっています。次いで、「飲食店」、「広告関連」が92.7%と続いています。

『プラスの影響がある』と回答している企業は、「各種商品小売」（46.5％）が最も多く4割を超えています。他にも「飲食料品小売」（17.9％）、「飲食料品・飼料製造」（11.7％）など飲食料品を取り扱う業種が上位になっているようです。

求める人物像、従業員数の多い企業は「コミュニケーション」を重視する傾向

採用活動において、どのような人材像を求めているかを尋ねた結果、「意欲的である」が43.1％で最も高く、「コミュニケーション能力が高い」（41.0％）、「素直である」（25.4％）、「真面目、または誠実な人柄である」（19.5％）が続いています。

従業員数別にみると、100人以下の企業だと「意欲的である」が最も多くなっていますが、101人以上の企業においては「コミュニケーション能力が高い」がトップとなっています。「301人～1,000人」「1,000人超」の企業では2社に1社がコミュニケーション能力を重視しているようです。

「5人以下」の企業においては、「専門的なスキルを持っている」（21.1％）が他よりも多く、より即戦力になる存在を求めている様子が伺えます。

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000043465.html