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新卒就活生の約半数、面接が「対面からオンライン」に変化し応募意欲にも影響

BizHint 編集部 2020年10月9日(金)掲載
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新型コロナウイルスは、企業の採用活動・新卒者の就職活動にも大きな影響を与えました。オンライン面接(オンライン採用)を推進する企業が増えた一方、就活生の側からは「会社の雰囲気がわかりにくい」「意欲を削がれる」といった意見も多数挙がっています。オンライン面接、さらには就職後のリモートワークに対し、学生はどう感じているでしょうか?

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企業の5割近くが、面接を対面からオンラインに変更

ZENKIGENとシード・プランニングが、2020年度新卒の就活生1,030名を対象に実施した「オンライン就活に関するアンケート調査」によると、就活生全体の47.8%が「面接が対面からオンラインに変更された企業があった」と回答しています。

また実際に受けた「面接の開催方法」(2020年3月以降)を聞くと、オンライン面接経験者は全体の71.4%でした(オンライン面接のみ+対面面接とオンライン面接の両方の合計)。

企業説明会・一次面接・最終面接のそれぞれについて「オンラインと対面のどちらを希望するか」では、“対面派”は企業説明会:45.1%、一次面接:53.2%、最終面接:73.4%でした。一方“オンライン派”は企業説明会:29.8%、一次面接:27.6%、最終面接:10.6%でした(良い+どちらかといえば良いの合計)。オンライン面接が増加しているとはいえ、学生の多くが、どちらかといえば対面を希望しているようです。

オンライン面接のメリットは「移動時間や交通費」、デメリットは「会社や社員の雰囲気がわからない」


オンライン企業説明会・面接のメリットとデメリットを聞くと、メリットでは「移動時間や交通費・宿泊費を節約できる」74.2%、「感染症のリスクが低い」63.4%が上位に、デメリットでは「会社や社員の雰囲気が分かりにくい」57.8%、「相手の声や表情を確認しづらい」44.5%が上位になりました。

面接形式と応募意欲、リモートワーク推奨と志望度には大きく関係あり

「企業がオンライン面接に対応しているか否かが応募意欲に影響を与えるか」を聞くと、「影響がある」「どちらかといえば影響がある」としたのは計49.3%。「どちらとも言えない」27.3%があるため、「影響がある」が「影響はない」を大きく上回っています。

さらに「企業がリモートワークを推奨しているか否かにより志望度が上がるか」を聞くと、「志望度は上がる」「やや志望度は上がる」と計55.5%がポジティブに回答しており、「志望度は下がる」「やや志望度は下がる」とした3.2%をはるかに上回りました。

オンライン面接やリモートワークを企業が採用する場合、面接方式の使い分けや学生へのPRタイミングには、かなりの配慮が必要かもしれません。また学生側も面接形式の意図などもくみ取りつつ、企業と接するのがベターかもしれません。

調査方法

調査時期:2020年9月
調査方法:Webアンケート調査(調査機関:シード・プランニング)
調査対象:2020年9月卒業、2021年3月・2021年9月卒業予定の人
調査人数:1,031人

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000035867.html
https://zenkigen.co.jp/2020%e5%b9%b4%e5%ba%a6%e6%96%b0%e5%8d%92%e3%81%ae%e5%b0%b1%e6%b4%bb%e7%94%9f%e3%81%ae%e7%b4%84%e5%8d%8a%e6%95%b0%e3%81%8c%e3%82%aa%e3%83%b3%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%b3%e9%9d%a2%e6%8e%a5%e3%81%b8/

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