連載:第1回 製造業
7割の企業が“経験”と“勘”による製品開発を実施 過半数が需要予測の精度に課題を抱える日本のものづくり現場
海外の製造業は企業規模を問わず、IT等の最新技術の導入に積極的に取り組んでいます。一方、日本の製造業は技術力への自負から、他国に比べて導入が遅れていると言われています。そこで、株式会社TOPWELL(代表取締役:井上康秀 本社:大阪市)ではその実態を把握するべく、国内の売上高上位1000社を対象に製品開発の現場を調査しました。その結果、7割の企業が現場の経験と勘による製品開発を行っている事が判明。そして、その製品開発の精度の低さに過半数の企業が頭を抱えている事が浮き彫りになりました。
経験頼みの日本の新製品開発
新製品の開発を行うにあたり、まずターゲットの需要予測方法を調査しました。その結果、国内製造業は明確な数値的根拠ではなく、経験や勘による需要予測を行っている企業が最も多く、顧客や店頭の販売員、代理店、営業担当者などの経験や勘に頼っている事が分かりました。
52%の企業が新商品開発時の需要予測精度に課題
次に、需要予測を行うにあたって、課題に感じている要素を調査しました。その結果、半数以上の企業が『需要予測の精度が低い』と感じており、「需要予測の能力を持つ人材がいない」「精度の高い需要予測の見極めが難しい」という意見が目立ちました。
調査概要
調査:株式会社TOPWELL
調査方法:郵送・電話による聞き取り調査
調査対象:業種_製造業(売上高上位1000社)
本社所在地_茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都
神奈川県・新潟県・富山県・石川県・福井県・山梨県・長野県
調査実施期間:2020年2月18日(火)~2020年3月19日(木)
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000056267.html
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