close

はじめての方はご登録ください(無料)

メニュー

BizHint について

カテゴリ

  • Icon mailmaga
  • Icon facebook
  • Icon twitter

最新情報はメールマガジン・SNSで配信中

連載:第36回 その他

就職氷河期世代、バブル世代・ゆとり世代に比べて「非正規雇用の経験」「転職回数」がやはり多かった

Logo markBizHint 編集部 2020年1月20日(月)掲載
メインビジュアル

「バブル世代」と「ゆとり世代」にはさまれた、いわゆる「就職氷河期世代」。1993年~2004年に最終学歴を卒業した、現在30代後半~40代後半の世代ですが、日本政府が「就職氷河期世代支援プログラム」を発表するなど、仕事探しにおいて不遇な環境におかれてきたと見られています。Indeed Japanは今回、「就職氷河期世代を含む中高年層の仕事探し」について、調査を行いました。

メインビジュアル

就職氷河期世代、3世代のなかで非正規雇用の「経験率」「転職回数」でトップ

「就職氷河期世代」の前後の世代は、一般に「バブル世代」「ゆとり世代」と言われています。

  • 1987年~1992年に最終学歴を卒業した「バブル世代」(現在50代前半)
  • 1993年~2004年に最終学歴を卒業した「就職氷河期世代」(現在30代後半~40代後半)
  • 2010年~2018年に最終学歴を卒業した「ゆとり世代」(現在20代前半~30代前半)

Indeed Japanは、これら3世代の各824名・計2,472名を対象に、仕事探しに関する意識調査を実施。あわせて、過去5年間にIndeed上で仕事探しを行う際に検索されたワードのうち、「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」の5ワードについて、検索数トレンドを集計しました。

まず「働いたことのある雇用形態」を聞くと、就職氷河期世代は、「非正規雇用」の経験率が3世代のなかで42.7%とトップであることが明らかとなりました。他世代が10%以下なのに対し「契約社員・嘱託」が14.6%、「派遣社員」が14.2%と高い数字を示しました。「パート・アルバイト」についてはバブル世代のほうが34.5%と上回りましたが、就職氷河期世代も32.0%とほぼそれに並んでいます。

「転職回数」について聞くと、「非正規雇用としての平均転職回数」は、バブル世代2.4回、就職氷河期世代2.6回、ゆとり世代1.6回と、ここでも就職氷河期世代がトップ。一方、「正規雇用としての平均転職回数」は、バブル世代1.5回、就職氷河期世代1.4回、ゆとり世代0.7回で、こちらはほぼ年齢に比例して自然に増加しています。

就職氷河期世代自身が、自分たちにネガティブな印象を持っている

続いて、「仕事を取り巻く環境に持っているイメージ」として、「仕事を選べる」「昇進・キャリアアップがしやすい」「好きなことを仕事にできる」「さまざまなことにチャレンジできる」の4つの項目について、自分たちの世代が、できる世代か・できない世代かを聞いたところ、就職氷河期世代は他世代よりもネガティブな評価を下していました。

なお、転職氷河期世代のうち、3年以内に転職を考えている215名に「転職(新しい仕事探し)における課題や不満」を聞いたところ、トップは「年齢や性別が理由で採用されない(採用されにくい)」34.9%。以下「やりたい仕事が見つからない/探し方がわからない」29.3%、「どんな仕事が自分に合うのかわからない」27.4%が続きました。

Indeed上での検索ワード、5年間で「ミドル」が最大24.9倍に

さらに、過去5年間(2014年11月~2019年10月)にIndeed上で仕事探しを行う際に検索されたワードのうち、「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」の5ワードについて、検索数トレンドを集計したところ、もっとも伸びていたのは「ミドル」で、5年間で最大24.9倍にも達していました。他ワードも、「シニア」は最大4.6倍、「中高年」は」最大3.1倍、「40代」は最大2.1倍、「50代」は最大2.8倍と軒並み増加しています(2014年11月の数値を1としたときの各月における相対値を算出)。

調査方法「ゆとり世代・就職氷河期世代・バブル世代の仕事探しについての意識調査」

調査期間:2019年12月26日~2019年12月27日
調査対象:高卒以上で現在学生ではない、24歳以上60歳以下の男女(全国)
割付方法:「ゆとり世代」「バブル世代」「就職氷河期世代」×男女別の合計6セルで均等割り付け
調査人数:各セル412サンプル、合計2,472サンプル

調査方法「年代に関連するワードでの仕事検索数推移についての調査」

調査期間:2014年11月~2019年10月
調査対象ワード:「ミドル」「シニア」「中高年」「40代」「50代」の5つ
調査方法:日本においてIndeedで検索されたワード数を月ごとで集計し、相対値として算出したもの。増加率推移は、2014年11月の仕事検索数を1として、各月の相対値を算出。年数経過にともなう、Indeed上での全体検索者数(母数)の増加分を考慮して集計している。

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000028842.html

バックナンバー (60)

その他

  1. 第60回 「内部通報制度」の現状は? 96.3%の企業が窓口設置、通報件数も微増
  2. 第58回 人事・総務1,100人に調査、管理システム導入時の準備と注意点とは?
  3. 第59回 外国人労働者の最大のネックはやはり「日本語」、もっとも改善してほしいのは「履歴書の書き方」
  4. 第56回 仕事のスキルアップのための「リカレント教育」、採り入れている企業はまだ2割台
  5. 第57回 働き方改革によって今後さらに求められる新卒社員のスキルとは?
  6. 第51回 粉飾企業の倒産動向調査(2019 年1月~12月)粉飾企業の倒産が大幅増加
  7. 第52回 働き方改革によって今後さらに求められる新卒社員のスキルとは?
  8. 第53回 出張管理の課題は「担当者不足」。海外出張の規格外手配のチェック、約半数が上司や承認者
  9. 第54回 “スポーツ男子”の働き方。仕事に役立つスキル1位は「チームワーク」
  10. 第55回 社会人8割が効果を実感する「1on1ミーティング」を成功させる秘訣調査
  11. 第50回 働き方改革の施策「長時間労働の是正」が9割以上、本質的な改革が今後の課題
  12. 第49回 働き方改革は中間管理職には逆効果? 6割近くが「負担が増えた」と回答
  13. 第46回 契約業務の最大の敵は「待ち時間」、法務部でなくても毎月十数時間を費やしている現状があきらかに
  14. 第47回 「休廃業・解散」動向調査(2019年)7年ぶりに「休廃業」増加、前年比 0.5%増 ~「休廃業・解散」合計は3年ぶりに増加~
  15. 第48回 働き方改革に対する企業の意識調査(2019年12月)6割の企業が働き方改革に取り組んでいる~「サテライトオフィスやテレワーク」「副業許可」が上位に~
  16. 第43回 「企業の声」による景気分析の可能性~「人手不足」、「米中貿易摩擦」、「消費税率引き上げ」と各種DIの関係~
  17. 第44回 TDBマクロ経済見通し2019・2020年度改訂 2019年度の日本経済はプラス成長を維持~今後は個人消費の行方がカギを握る~
  18. 第45回 「人手不足倒産」の動向調査(2019年1~12月)2019年の人手不足倒産、 4年連続で最多を更新 ~建設業や道路貨物運送業で小規模企業の倒産相次ぐ~
  19. 第41回 地域の持続性調査、1位は川越市。2位金沢市、3位に西宮市(市版SDGs調査2020)
  20. 第42回 AI時代におけるグローバル人財の獲得・育成・維持、もっとも期待される国は「スイス」
  21. 第38回 中小事業者の8割強が東京オリンピック・パラリンピック開催による経済効果に“期待せず“
  22. 第39回 花粉症、働く意欲に大きく影響。6割以上が「出社したくない」と思った経験
  23. 第40回 今後10年間に起きる「第四次産業革命」の波、日本の経営者と世界の経営者の認識に大きなギャップ
  24. 第37回 世界のCEOの過半数が「世界経済は減速する」と予測、中国のみ「改善する」と強気
  25. 第35回 「休まない美徳」一番意識が高いのはZ世代、低いのは団塊世代
  26. 第36回 就職氷河期世代、バブル世代・ゆとり世代に比べて「非正規雇用の経験」「転職回数」がやはり多かった
  27. 第34回 正社員・契約社員の求人件数、20か月連続で前年より増加中 五輪の影響で「警備・車両誘導」など増加
  28. 第32回 2020年4月入社、56.8%の企業で内定辞退者が前年より増加
  29. 第33回 「2020年 新成人」500名に調査 ~未来への不安が高まる一方で、グローバル化への意識は向上~
  30. 第31回 法規制緩和でペーパーレス化が進む~東京の企業 4割近くが2020年度予算にペーパーレス化システム導入費用を計上~
  31. 第30回 【問い合わせ窓口の利用に関するアンケート調査】直近3年間の利用者は5割強。問い合わせ時に利用したい手段は「電話(65.9%)」「メール(49.5%)」「問い合わせフォーム(43.2%)」の順
  32. 第28回 2020年1月版「国内プライベート・エクイティ・ファンド業界カオスマップ」
  33. 第29回 34の調査国・地域中最下位、「来年の日本経済好転」への同意はわずか26.2%
  34. 第27回 44カテゴリー/317サービスを掲載「フリーランス向けサービスカオスマップ 2019年完全版」公開
  35. 第25回 7割以上のビジネスパーソンが承認欲求の充足によりモチベーションがアップ。承認欲求に対する意識調査
  36. 第26回 期待が集まる新技術はナノテクノロジーや介護ロボット、利便性よりも健康サポートを重視
  37. 第24回 9割超が必要と認識、企業における固定電話の活用調査2019
  38. 第23回 注目の「退職代行」について事業者別・内容別にサービスを網羅、「退職代行サービスカオスマップ」公開
  39. 第22回 企業の50.1%が正社員不足 ~人手不足に対する企業の動向調査(2019年10月)~
  40. 第21回 デジタルサイネージ需要高まる、2023年には広告市場規模が1.7倍に
  41. 第18回 日本総報酬サーベイ2019、外資・日系企業の経営幹部クラス報酬差は1.5倍
  42. 第19回 【役員報酬サーベイ】社長報酬水準は0.9%上昇、CEO選解任基準の整備が進む
  43. 第20回 働く時間の「ムダ」により年間約8,300億の経済損失。営業に関する意識・実態調査
  44. 第16回 2019年に中国消費者が買った日本の商品、SNS投稿は全体で1千万超 人気1位は「薬用ローション」
  45. 第17回 中小企業の約35%が外国人労働者の雇用経験あり。外国人労働者に関する意識調査
  46. 第14回 「従業員数と従業員エンゲージメントの関係」を定量的に分析した研究結果を公開
  47. 第15回 22.6%もの企業が過去3年以内に機密文書の紛失・盗難などの漏洩事故を経験
  48. 第13回 駆け込み需要があった企業の半数が反動減を実感 ― 駆け込み需要と反動減に関する企業の意識調査
  49. 第12回 企業のデータ活用における実態調査 – 現場の46%が「普段データを見ることはない」と回答
  50. 第11回 【2019年版】アルバイト領域の課題をテクノロジーで解決する「バイトテック」カオスマップ
  51. 第10回 「後継者不在率」 2年連続低下 2019年は65.2%―全国・後継者不在企業動向調査
  52. 第9回 ビジネスパーソンの6割が今後の需要増と回答「フリーランス」に対する意識調査
  53. 第8回 企業の 24.7%が海外に進出。海外進出への課題、「社内人材(邦人)の確保」がトップ。
  54. 第7回 業界天気「曇り」予想が最多、 米中貿易摩擦の影響も。回復局面から一転、「工作機械」などは「曇り」へ悪化
  55. 第6回 副業理由の45%は「生活費」、労働時間には満足も7割は収入に不満
  56. 第5回 倒産件数は今年最多の785件、2カ月連続の前年同月比増加 ― 全国企業倒産集計2019年10月報
  57. 第4回 テレワークについて社員側の6割は「セキュリティに不安」、一方で厳重過ぎると不満の声も
  58. 第3回 人事担当者417名の本音調査。 人事の4割が「社内の協力に不安」を抱えるリファラル採用
  59. 第2回 国内スタートアップ企業、2019年1~9月の資金調達額トップは「EPARK」
  60. 第1回 2014年の前回増税、もっとも不安を感じていなかった業界は「教育・学習支援業」

この記事についてコメント({{ getTotalCommentCount() }})