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戦略・経営

2019年7月29日(月)更新

若手経営者が語る「令和時代のビジネス」【新経済連盟NEST TOKYO2019イベントレポート】

Logo markBizHint 編集部

平成から令和へ時代は変わり、AIの発達や新しい働き方へのシフトなど、今後様々な分野で変化が起こると予測されています。令和の時代に社会やビジネスはどう変化していくのか。株式会社アカツキ、株式会社Gunosy、ラクスル株式会社3社の若手経営者であり、新経済連盟の幹事も務める御三方が、平成の振り返りと今後の展望について語りました。本記事は「NEST TOKYO2019」の第3セッションの模様をレポートします。

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登壇者

塩田元規さん

横浜国立大学電子情報工学科を経て一橋大学大学院MBAコース卒業。株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社し、アフィリエイト営業マネージャーや広告事業本部ディレクターに携わる。退職後2010年に株式会社アカツキを創業、共同創業者 代表取締役 CEOを務める。一般社団法人 新経済連盟 幹事。

竹谷祐哉さん

早稲田大学創造理工学部経営システム工学科卒業。グリー株式会社を経て株式会社Gunosyに参画。2013年8月取締役最高執行責任者、2016年8月代表取締役最高執行責任者を経て、2018年8月より代表取締役最高経営責任者(CEO)に就任。一般社団法人 新経済連盟 幹事。

松本恭攝さん

慶應義塾大学を卒業後、A.T.カーニーに入社。コスト削減プロジェクトをきっかけに、インターネットの力で印刷業界の仕組みを変えるべく2009年9月にラクスル株式会社を設立、代表取締役社長CEOを務める。2018年、Forbes JAPAN誌が選ぶ「日本の起業家ランキング」で1位獲得。一般社団法人 新経済連盟 幹事。

古田大輔さん(モデレーター)

早稲田大政治経済学部を卒業後、2002年に朝日新聞社入社。各地方局を経て海外支局長を歴任後、デジタル編集に携わる。2015年10月にBuzzFeed Japan入社、創刊編集長を2019年5月に退任後、シニアフェローに就任。インターネットメディア協会(JIMA)理事やOnline News Association Japanの役員も務める。

※本セッションの講演内容および役職は2019年6月当時のものです。


平成の30年間は「高齢化」に伴い日本企業が停滞した時代

古田大輔さん(以下、古田): 平成における日本のビジネスは明らかに停滞しましたが、そこにどんな課題があったのか、振り返って考えることで令和のビジネスについて語り出せると思います。まずはなぜ停滞したか、課題は何だと考えますか?

松本恭攝さん(以下、ラクスル松本): 平成時代を振り返ると、世界のGDPが伸びる一方で、日本のGDPは伸びていません。平成のはじめは時価総額トップ10のほとんどが日本企業でしたけど、平成が終わる頃には日本企業は1社も入っていない状況であることが、この停滞を物語っています。 要因としては企業、特に経営者の高齢化が大きいのではないか と考えています。

「大きな会社を経営するのは経験を積んだ50代60代にしかできない」という認識はむしろ間違っているのと思います。例えば、平成に大きく伸びたFacebook、Google、Amazonの創業者は20代30代で創業しています。最もリスクを取ることができ、顧客との間隔が近いこの世代が、グロースするビジネスを作りやすいと思います。かつ、20年、30年という未来志向の長期計画を自分で立てて実行することもできます。

日本企業では従来、社長が次期社長の任命権を持つので、60歳を超えた社長が近い世代の社長を任命して4年の任期で回しています。これではリスクを取って未来の事業を作り上げるのは構造的に困難です。

竹谷祐哉さん(以下、Gunosy竹谷): 僕は新経連の幹事としては最年少の30歳です。ですが、 イノベーションを起こしているのは、もっと若くて最先端を行く人たち。 彼らは言動を理解されずに常識がないと思われがちですが、世界を変えていく人たちだと受け入れ、抱え込める組織になると、新経連ももっとイノベーションを起こせるのではないかと思います。

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