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健康支援を行う会社は社員のエンゲージメントが高い!? 健康支援をしていると感じる企業の評価は10点満点中6.9点に対し、健康支援をしてない企業は5.3点

BizHint 編集部 2021年8月2日(月)掲載
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キリンビバレッジ株式会社と株式会社ネオマーケティング(所在地:東京都渋谷区)は、従業員100名以上の企業で健康経営に携わる担当部署の方、従業員100名以上の企業で働く一般社員を対象に「企業の健康支援」を軸にインターネットリサーチを共同で実施しました。

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従業員の計47.7%が、企業が「健康支援をしてくれている」と回答。

社員に対し、勤め先の企業が健康支援をしてくれていると感じているか聞いたところ、「積極的に支援していると感じる」が8.3%、「支援していると感じる」が39.3%となり、計47.6%が健康支援をしていると感じていると回答しました。従業員規模で比較をすると、100名〜300名未満は計33.0%、300名〜1000名未満は計43.0%、1000名以上は計67.0%となり、従業員規模が大きいほど健康支援を積極的に行っていることが判明しました。

従業員の健康支援に積極的だと感じる理由を聞くと、「アルコール消毒液の設置など、感染症対策をした業務環境を提供しているから」が55.9%、「健康施策を豊富に実施しているから」が52.4%、「残業時間の抑制や、在宅勤務推奨など、働き方改革を推進しているから」が42.7%という順になっています。新型コロナウイルスや働き方改革など、昨今の様々な健康問題に対応することで、健康支援に積極的だと感じる従業員が多いことがわかります。

健康支援が従業員のエンゲージメントを高めている傾向あり。コロナ禍の健康支援として計39.7%がオンラインセミナーを検討

勤めている企業を良い企業だと思うか、10点満点で評価してもらうと、健康支援をしていると感じている方の平均点は6.9点で、7〜8点と回答した方が55.9%と最も多くなりました。一方で、健康支援をしていないと感じている方の平均点は5.3点、5〜6点と回答した方が45.9%と最も多くなり、評価に差がつく結果となりました。健康支援は従業員のエンゲージメントを高めているのかもしれません。

企業の健康支援担当部署の方を対象に、健康支援に関して、コロナ禍での変化を聞きました。その結果、最も多い回答は「例年通りに健康施策を実施した」で47.0%となりました。また、「例年に比べて実施する健康施策の数が増えた」との回答は32.0%となりました。従業員規模で比較をしても、1000名未満、1000名以上で大きな差はなく、どちらも約3割となっています。新型コロナウイルスの影響で、健康施策を実施する企業が増えていると言えそうです。

新型コロナウイルスの影響により、オフラインの健康施策が実施できないと悩む健康経営担当者もいるのでは、という仮定のもと、オンラインでの健康支援について聞きました。その結果、「元々、健康支援策の一つとして開催している」が12.3%、「検討を行い、実際に開催した」が27.0%、「検討したが実際には開催しなかった」が12.7%、「検討しなかった」が48.0%という結果となりました。コロナ禍の健康支援として、計39.7%がオンラインセミナーを検討したことがわかります。また、実際に開催した割合を見てみると、従業員規模が300名~1000名未満は計44.0%、1000名以上は計34.6%という結果となりました。

健康経営の担当者の約8割がオンラインで実施する健康セミナーに不安を抱く

実際にオンラインセミナーを開催した担当者を対象に、どのような形式でオンラインセミナーを行ったかを聞いたところ、「ライブ配信形式の健康セミナー」の回答が最も多く61.0%となりました。次いで、「録画配信形式の健康セミナー(動画)」が57.6%となっています。どちらも半数を超える結果となっており、企業は様々な形式でオンラインセミナーを実施していることが明らかになりました。

ライブ配信形式のオンライン健康セミナーを運営する際の不安点を聞きました。最も多い回答は「通信上のトラブルがあるのではないか」で31.7%、次いで「運営上のトラブルがあるのではないか」が30.0%という結果となっています。どちらも従業員数が1000名以上の健康経営担当者が多く回答する結果となっています。また、「不安だと思うことはない」と回答したのは23.3%にとどまる結果となっており、約80%の担当者がオンラインでの健康セミナー開催に対し不安を抱いているようです。

実際に健康支援のオンラインセミナーを実施した担当者に対し、健康支援のオンラインセミナーを行い良かったことや失敗したエピソードを聞いたところ、失敗したエピソードでは通信系のトラブルが多く集まり、良かったエピソードではオンラインならではの良かったエピソードが多く集まりました。失敗したエピソードよりも良かったエピソードが多く集まり、健康支援のオンラインセミナーを実施して良かったと感じている担当者が多いようです。

【失敗エピソード】
・画面が固まって動作しなくなり、どうしようかと思ったことがある。(大阪府 54歳 男性)
・通信速度が遅く、回線にも不備があったため、開始する際に時間が遅れることがあったのが問題だった。(愛知県 44歳 男性)
・対面に比べてグループワークでのチーム内の会話が盛り上がらなかった。(東京都 41歳 男性)
・一方的な説明だと、伝わったか不安。(東京都 54歳 男性)
・リアルタイムに質問できないのが痛い。(宮城県 56歳 男性)

【良かったエピソード】
・時間の制約がないので、参加が容易で参加率も大きく向上した。(東京都 32 歳 女性)
・意外と参加者が多く、気軽に参加してもらえた。(新潟県 61歳 男性)
・遠方の支店の人が、東京に来なくても参加できて良かったというお話しが多数あった。(千葉県 64歳 男性)
・対面の健康セミナーに比べて参加者の、質問が活発でとても良かったと思う。(滋賀県 55歳 男性)
・自分の健康診断結果を見ながら聞くセミナーだったので、周りの人に見られなくて良かったという声があった。(男性 50歳 大阪府)

オンライン健康セミナーのメリット、「場所関係なくどこからでも参加できる」が44.0%、「移動の時間がかからない」が43.0%

一般社員の方を対象に、オンライン健康セミナーの参加者としてのメリットを聞いたところ、「場所関係なくどこからでも参加できる」が44.0%、「移動の時間がかからない」が43.0%、「人目を気にしないでできる」が23.0%となりました。また、「メリットだと思うことはない」と回答したのは34.7%にとどまる結果となっています。

オンライン健康セミナーで視聴したいテーマについて聞いたところ、最も多い回答は「食生活の改善」で35.3%となりました。次いで「メンタルヘルス」が34.3%、「在宅勤務(テレワーク)における健康管理」が25.3%と続きます。緊急事態宣言が解除されたあとも続くと思われるリモートワーク。オンラインでの健康支援を検討してみるのも良いかもしれません。

調査概要

調査テーマ:企業の従業員に対する健康支援
調査方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート
調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の20歳以上の、従業員100名以上の企業で健康経営に携わる担当部署の方、従業員100名以上の企業で働く一般社員の男女
有効回答数:600名(従業員100名以上の企業で健康経営に携わる担当部署300名・従業員100名以上の企業で働く一般社員300名)
調査実施日:2021年5月7日(金)~5月10日(月)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000003149.html?fbclid=IwAR0MqGcfHTL85Be-1cPSC0uh96poysa-apJwx-1WdZvyuySKtysIMOluQb4

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