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組織・チームワーク

2019年2月14日(木)更新

日本コカ・コーラ/福島トヨペットに学ぶパフォーマンス・マネジメント【PMI2018イベントレポート】

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ヒューマンバリュー社が主催し、2018年2月19日に開催された「パフォーマンス・マネジメント革新 フォーラム2018」。「日本企業も舵を切り始めたパフォーマンス・マネジメント革新 その現実と未来を見据える」と題されたこのフォーラムでは、1on1の活用や、目標管理制度改革など、パフォーマンス・マネジメント革新に挑戦する日本企業が登壇しました。 本レポートでは、登壇した日本コカ・コーラ/福島トヨペット2社の取り組みをご紹介します。

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日本コカ・コーラのPerformance Enablement

日本コカ・コーラ株式会社の大島千春さんは登壇で社員一人ひとりがビジネス戦略実行のための最も大事な業務に取り組むことを目的として2017年の4月からスタートした、「Performance Enablement」の取り組みについて共有しました。

「ビジネス環境が急速に変化する中、 年初に目標を設定して期末にレビューするといったサイクルでは、競争に打ち勝つことはできません。 迅速且つ機敏に対応できるよう従来のプロセスを見直し、成長を加速させる活動に注ぐことができるような柔軟な仕組みづくりと運用を進めてきました」

目指しているのは、パフォーマンスを管理するというより、部下がビジネスの成長に向かって大きな貢献ができるよう、全力でサポートすること。よって、Enablementと名付けたという。

「従来の目標管理システムやベル・カーブによる評価分布規制を廃止。組織全体戦略をチームとして実行すべき短期の優先取り組み事項に落とし込み、部下の特長を理解し、業務のアサインメントに反映します。また、実験的に試行した結果から、 最も効果の高い頻度と判断された4週に一度の1on1カンバセーションを実施することに しました。

ここでは、進むべき方向は示すものの、どのような1on1にするかはマネージャーに任せました。やり方は上司と部下の関係によって様々でよい。適切で望ましいアプローチを社員と考え、一緒に成長してもらいたいとする姿勢です。マネージャーの視点としては、Engage(部下との1on1ミーティング)、Align(チームミーティング)、Reflect(業務の振り返り、部下のレビュー)、Listen(部下からのフィードバック)の機会を設定しました。そして、年2回だったレビューが毎月のカンバセーションとなり、イベントからハビット、すなわち日常の習慣にしてしまおうというのが狙いです」

(日本コカ・コーラ株式会社の大島千春さん)

部下との1on1について、マネージャーにキャッチコピーを付けてもらったところ、「昼の居酒屋」「未来予想図」「ウィークリーぶつかり稽古」などの答えが返ってきたという。

「それぞれの思いをもって、1on1をやっているなと実感しています。私のイメージとすると、年に12回の1on1がありますが、12ラウンドあるボクシングの試合のインターバルに似ているかなと。

チームメンバーがボクサーで、マネージャーがトレーナーやセコンドの役割 だと思っています。インターバル中にあまり複雑なことを言っても伝わらない。シンプルで的確な言葉が大事になる。ボコボコになって帰ってくるメンバーもいれば、天狗になっている人もいる。メンバーの状況とニーズに応じた対処ができるよう、よき観察者であり、よきモチベーターでありたいと思っています」

最後に「年2回から年12回に変えて……。思っていたより混乱はなく、最も大事な業務についての認識が高まり、結果としてビジネスへの貢献度合いによる報酬の差別化ができてきたかなと感じています」と締めました。

福島トヨペットの目標管理制度変革

(福島トヨペット株式会社 佐藤藍子さん)

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