連載:第13回 教育・官公庁
デジタル教科書市場、2025年には800億に。6年で26倍以上成長見込み
2019年4月「学校教育法等の一部を改正する法律」が施行されたことにより、教科用図書を主たる教材として使用しながら、必要に応じてデジタル教科書を併用することが可能とされました。この改正により、一部ではありますが、教科用図書に代えてデジタル教科書のみを使用して学習することも可能となりました。今後、デジタル教科書はどの程度普及していく見込みなのでしょうか?株式会社日本能率協会総合研究所が提供する「MDB Digital Search」で発表されたデジタル教科書市場の調査結果をお届けします。
2025年度のデジタル教科書市場は800億円の見込み
デジタル教科書とは、小中学校、高等学校で利用される教科書を電子化した教材のことを指します。本調査によると、2025年度のデジタル教科書市場は800億円となる見込みです。これは2019年度の30億円と比較して、26倍以上の数値となっています。
デジタル教科書には、持ち歩く教科書を少なくできる、動画や音声を活用して学習効果を向上できるなどのメリットのほか、視覚や読字障害などの学習障害を持つ児童生徒も学習しやすくなるというメリットもあります。
今後、学校でのタブレット端末利用の拡大や公的支援などがデジタル教科書の普及を後押しする見込みです。
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000035568.html
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