close

はじめての方はご登録ください(無料)

メニュー

BizHint について

カテゴリ

最新情報はニュースレター・SNSで配信中

連載:第81回 IT・インターネット

約8割が今後もIT化を強化したい。ソフトウェア導入で問題点を抱えている企業は62.3%

BizHint 編集部 2024年5月17日(金)掲載
メインビジュアル

DX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されている昨今、電子化による業務効率向上のために様々なソフトウェアが開発され、企業での導入も進んでいます。では、実際の中小企業での電子化の実態やソフトウェア導入に関する重視点はどのようなものなのでしょうか。

メインビジュアル

約6割が「外製」ソフトウェアを導入している

アフターコールナビは、中小企業の経営者、経理・総務を対象に、中小企業における業務の電子化の実態と重視すべきポイントに関する調査を実施しました。

「業務の電子化を進める上で、ソフトウェアを導入していますか?」には、約7割が「している」(71.7%)と回答しました。

そこで「ソフトウェアを導入している」と回答した方に、「現在導入しているソフトウェアはどちらですか?」と質問したところ、約6割が「外製」(57.7%)と回答しました。自社で開発を進めている企業はわずか約4割で、約6割が自社以外の企業が開発したものを使用しているようです。

ソフトウェアを実際に導入してみて困ったこととは

「現在使用しているソフトウェアの導入に関する失敗点や困りごとはありますか?」と質問したところ、約6割が「ある」(62.3%)と回答しました。

内製のみ導入していると回答した方からは、「リリース後のメンテナンスが技術的に難しい」(51.6%)が最も多く、次いで「開発自体がスムーズに進まなかった」(45.3%)と続きました。

一方、外製のみ導入していると回答した方からは「機能を使いこなせない」(63.9%)が最も多く、次いで「維持費用が想定以上だった」(51.1%)と続きました。

ソフトウェアの導入にあたって障壁となっているのは?

ソフトウェアを導入していないと回答した方にその理由を質問したところ、「金銭的コストがかかる」(49.1%)と回答した方が最も多く、次いで「必要性を感じない」(41.1%)と続きました。

「ソフトウェアの導入にあたり、重視するポイントを教えてください」には、「費用が安価か」(61.0%)と回答した方が最も多く、次いで「使いやすいか」(57.8%)と続きました。

IT化のメリットは「時間的コストの削減」が1位

経営者の方に「現在、自社の業務の電子化は進んでいると思いますか? 」と質問したところ、「とても思う」(17.9%)、「まあ思う」(38.2%)、「あまり思わない」(32.0%)、「まったく思わない」(11.9%)という結果になりました。

続いて、経理・総務の方に同様の質問をしたところ、「とても思う」(8.0%)、「まあ思う」(38.4%)、「あまり思わない」(41.2%)、「まったく思わない」(12.4%)という回答結果になりました。

経営者と経理・総務担当者では認識に多少のずれがあることがうかがえます。

「業務の電子化によるメリットと思うことを教えてください 」と質問したところ、「時間的コストの削減」(57.8%)と回答した方が最も多く、次いで「業務量の削減」(45.8%)と続きました。

最後に、「今後、業務の電子化を強化していきたいですか? 」と質問したところ、「とても思う」(26.5%)、「まあ思う」(55.8%)、「あまり思わない」(12.7%)、「まったく思わない」(5.0%)という回答結果になりました。

約8割の方が、業務の電子化を強化したいと感じていることが示されました。

調査概要

調査期間:2024年3月28日(木)~2024年3月29日(金)
調査方法:リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「PRIZMA」によるインターネット調査
調査人数:1,013人
調査対象:中小企業の経営者、経理・総務の方
調査元:アフターコールナビ株式会社
モニター提供元:ゼネラルリサーチ

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000103592.html

この記事についてコメント({{ getTotalCommentCount() }})

close

{{selectedUser.name}}

{{selectedUser.company_name}} {{selectedUser.position_name}}

{{selectedUser.comment}}

{{selectedUser.introduction}}