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9月1日は「防災の日」、災害時の情報収集はやはり「テレビ」が強いがZ世代は「Twitter」主流

BizHint 編集部 2022年8月31日(水)掲載
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1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんで、1960年に制定された「防災の日」。9月1日は毎年災害への備えを見直す日でしたが、2001年に44人が死亡した歌舞伎町ビル火災が発生したことで、あらためて災害に向かい合う日として広く認知されました。

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メディアへの信頼度、Z世代は「テレビ」より「Twitter」

安全靴や作業着などを扱うミドリ安全では、9月1日の防災の日にあわせ、災害時の情報収集方法について調査を行いました。この調査は、全国の18~76歳までの男女1,000名を、Z世代(18歳~27歳)、ミレニアル世代(28歳~42歳)、ジェネレーションX(43歳~57歳)、新人類・ベビーブーマー(58歳~76歳)の4世代に分けて比較しています。

まず「緊急詐害発生時に情報を得ているメディア」を聞くと、全体では「テレビ」57.2%が最多で、「ヤフーニュースなどのポータルサイト」42.9%、「Twitter」32.6%が上位でした。やはり災害報道ではまだまだテレビの優位性が目立ちます。

ただし世代別で見ると、Z世代では「テレビ」34.8%より「Twitter」55.6%が大きく上回っていました。Z世代は「緊急災害情報がもっとも早いと思うメディア」「緊急災害情報がもっとも信頼できると思うメディア」でもTwitterがテレビを上回っており、他世代からの差異が浮き彫りになっています。

一方ふだんSNSを利用している890人に「災害時にもっとも繋がりやすい(接続が安定している)と思うSNS」を聞くと、「LINE」24.0%、「Twitter」21.2%、「YouTube」6.6%が上位となりました。Z世代+ミレニアル世代ではLINEよりTwitterが上回っています。

また「家族と連絡が取れるSNS」という質問でも、全世代で「LINE」66.4%が最多になっています。実際にはLINEは東日本大震災以降に普及していますが、日常的に使われていることで上位になったと思われます。

「災害時のフェイクニュース」42.6%が自分は騙されないと思うと回答

災害時に特に問題になるのが、誤情報などのフェイクニュースです。「災害時にフェイクニュースに騙されない自信があるかどうか」を聞くと「まったく騙されない+どちらかというと騙されない」が計42.6%となりましたが、実際には騙されてしまう人が多いと思われます。

そこで、「あなたは大きな地震などの災害時に、フェイクニュースを一時的でも信じてしまった経験がありますか?」を聞いてみると、「頻繁にある」3.6%のほか、「ときどきある」12.6%、「1回~数回程度ある」15.2%と、ほぼ3人に1人がフェイクニュースに騙されていました。

特に世代別で、Z世代は「騙されない」がもっとも高かったのですが、「1回以上信じてしまった」が40.8%とも最も多く、“根拠のない自信”状態になっています。

なお「フェイクニュースの見分け方など、メディアリテラシーの教育やレクチャーを一度以上受けたことがありますか」と聞くと、全体の19.8%に留まりました。Z世代は40.0%と倍以上になっていますが、実際には騙されている人も多く、カリキュラム自体を見直すべきかもしれません。

調査方法

調査期間:2022年7月22日~29日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国の18~76歳までの男女1,000名(年齢ごとに大きく下記4つの世代に分け、男女ごとに均等割付)
調査人数:1,000人
Z世代(18歳~27歳):250名(男性125名/女性125名)
ミレニアル世代(28歳~42歳):250名(男性125名/女性125名)
ジェネレーションX(43歳~57歳):250名(男性125名/女性125名)
新人類・ベビーブーマー(58歳~76歳):250名(男性125名/女性125名)

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000011153.html

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