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2021年最新情報では、日本の「平均年収」は445万3,314円、「中央値」は396万7,314円

BizHint 編集部 2022年4月7日(木)掲載
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ここ数年、経済協力開発機構(OECD)が公表する「世界の平均賃金」において、日本の平均年収がかなり下位になっていることが話題となっています。経団連が他人事のようなコメントを発して批判が殺到するといった出来事も発生していますが、2022年3月の最新データでも、日本の平均年収は35国中22位と低空飛行でした。具体的に、いま日本の平均年収はいくらなのでしょうか?

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非正規労働者が増える日本、今後さらに平均年収が下がる可能性も

期間工合同会社は、クチコミサイト「期間工.co.jp」において調査を実施。あわせて厚生労働省などの統計データの分析を行いました。

その結果、日本全体の平均年収は「445万3,314円」、中央値は「396万7,314円」となりました。平均値と中央値にかなりの差があることがわかります。なお男性の平均は482万6,514円、中央値は431万5,314円。女性の平均は378万2,514円、中央値は351万4,914円でした。

男女別の年収を年齢別に見ると、男性は年齢が上がるごとに賃金も上昇し、55~59歳でピークを迎えます。一方女性はやや早く50~54歳にピークを迎えます。女性は結婚や出産などで仕事から離れる人があり、復職後の賃金差があるためと考えられます。

同様に、正規・非正規の年収を年齢別に見ると、20代後半から差が広がり、55~59歳になると正社員が476万4,000円なのに対し、非正規だと254万6,400円と、ほぼ半分の額を示しました。非正規社員は30代で給料が頭打ちになると推察されます。非正規労働者が増えている日本は、今後さらに平均年収が下がっていくのかもしれません。

調査分析の資料

・2020年賃金構造基本統計調査 付表3 一般労働者の賃金階級、性、企業規模別労働者割合
・毎月勤労統計調査 2021年9月分結果
・毎月勤労統計調査 2021年2月分結果
・2020年 賃金構造基本統計調査 (2) 性別にみた賃金
など、厚生労働省をはじめとする政府機関の資料

プレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000092878.html
https://kikankou.co.jp/columns/nenshu-chuouchi/

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