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総務とコロナ禍、約8割に「これまでにない仕事」が発生し業務負担が大幅増

BizHint 編集部 2022年3月23日(水)掲載
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ここ数年にわたり「戦略総務」という考え方が注目を集めています。会社の変革を視野に、総務が率先して変化し、業務を進めるコアになるという発想です。コロナ禍により総務の業務も大きく変わったことで、あらためて「戦略総務」の重要性も増していると言えるでしょう。

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新型コロナによって総務の仕事も大きく変化

月刊総務では、全国の総務担当者を対象に「総務の仕事に関する調査」を実施し、269名から回答を得ています。まず「自社の総務部門は“戦略総務”を実践しているか」を聞くと、「とても実践している」4.8%、「やや実践している」36.1%で、あわせて約4割に留まり、まだ実践していない企業のほうが多数派でした。

「新型コロナによって総務の仕事量に変化があったか」を聞くと、「仕事が増えた」としたのは全体の62.8%で、残りは「減った」5.2%、「変わらない」32.0%でした。「新型コロナによって総務の仕事内容に変化があったか」を聞くと、「これまでにない仕事が発生した」78.8%、「創意工夫が必要な仕事が増えた」44.2%といった意見に票が集まりました。総務の業務にも日々変化が発生していることがわかります。

一方「総務の仕事は正当に評価されていると思うか」を聞くと、「あまり評価されていない」57.6%が半数を超え、「まったく評価されていない」15.2%と合わせると7割を超えました。

総務に対するイメージは「なんでも屋」「雑用係」

「現場や経営からの評価・評判をどのように収集しているか」を聞くと、「収集していない」40.5%が最多。以下「オフィス内の回遊と声かけ」37.9%、「定期的なヒアリング」25.3%、「定期的なアンケート調査」13.8%が続きます。

そして「会社のなかで総務は他部署からどのように見られていると思うか」については、「なんでも屋」83.6%、「雑用係」72.9%、「裏方」61.3%が上位となりました。

しかし「総務の仕事を社内にアピールできているか」を聞くと、「あまりできていない」19.0%、「まったくできていない」58.7%で、8割近くがアピールできていないと考えています。なおアピール方法では「社内報やイントラネットで情報を発信している」73.3%が突出しており、「社内チャット上で情報を発信している」28.3%、「朝礼や総会で情報を発信している」23.3%など、アピールにも新機軸が必要と考えられます。

また「総務の仕事をする上でモチベーションになっていること」では、「社員から頼りにされていること」68.4%、「社員から感謝されること」62.5%、「経営から頼りにされていること」50.2%が上位でした。定量的な数値指標を出しにくい業務だけに、モチベーションの捉え方も工夫が必要かもしれません。表彰制度やインセンティブなどを採り入れる企業も増えているようです。

調査方法

調査期間:2022年2月16日~23日
調査方法:Webアンケート
調査対象:『月刊総務』読者、「月刊総務オンライン」メルマガ登録者他
調査人数:269人

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000060066.html

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