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新入社員研修の3割が完全オンライン化、対面研修併用も合わせると6割超に

BizHint 編集部 2021年3月25日(木)掲載
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2020年からのコロナ禍を受け2021年は、採用活動だけでなく、新入社員研修もオンライン実施とする企業が増えています。一方でオンライン研修はコミュニケーション不足になりがちなため、メンター制度やオンライン面談を導入するほか、研修プロセスそのものを見直すケースが発生しています。人事担当者が現在抱えている課題について探ります。

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今年の新入社員研修は6割がオンライン、運送・輸送業は7割に達する

オンライン採用/研修プラットフォーム「playse.」を運営するmanebiが、企業の人事担当者450人を対象に行ったアンケートによると、「今年の新入社員研修の形式」では「オンライン研修」31%、「オンライン研修と対面研修を併用」31%、「対面研修」20%、「まだ決まっていない」16%となり、6割超の企業がなんらかのオンライン研修を行う予定です。

業種別に見ると、オンラインのみで研修を完結させるとした業種は「運送・輸送業」43.48%が突出して高く、「情報通信業」37.14%がそれに続きます。運送・輸送業は全国に事業所が分散しているとともに、オンラインでも研修内容に違いが生じにくいためと考えられます。オンラインと対面の併用に範囲を広げると、「製造業」70.37%、「運送・輸送業」69.57%、「金融・証券・保険業」69.23%が高い傾向にありました。

一方オンライン研修においては、個性・耐性・力量を把握しにくい、同期の連帯感がなくなるといった課題があり、約7割がコミュニケーション不足を心配していました。さらに評価のしにくさが、人員配置の難しさに結び付くことが懸念されていました。

こうしたコミュニケーション不足を解消するための施策としては、「メンター制度」50%をはじめ、「定期的な先輩社員とのオンライン面談」48.21%、「オンライン懇親会」40.36%を導入していました。一方で、「特に何も検討導入していない」5.71%との意見もありました。また「オンライン研修向けの評価基準を設けた」は18.2%とあまり多くありません。的確なオンライン研修を進めるには、メンタル面だけでなく人事評価面での施策導入がカギとなるでしょう。

調査方法

調査期間:2021年2月19日~25日
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査対象:全国の人事担当者(正社員)
調査人数:450人

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000028888.html

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