連載:第2回 最高の組織文化のつくり方
「強い企業」に共通するカルチャー設計とは


唐澤俊輔さんが聞き手となり、経営者やリーダーたちとの対談を通じて、さまざまな企業のカルチャーを紐解くこの連載。スマートニュースやアカツキ、ヤプリなどIT領域のスタートアップを中心に投資活動を行うグロービス・キャピタル・パートナーズ(以下、GCP)の今野穣さんを迎えました。「伸びる企業」に共通する組織カルチャーや、スタートアップにおけるカルチャーの重要性について、今野さんに伺います。

伸びる企業組織の共通項
唐澤俊輔さん(以下、唐澤): 今野さんは投資活動を通じてIT領域のさまざまな企業をご覧になっているかと思いますが、「伸びる企業・組織」に何か共通項はありますか?
今野穣さん(以下、今野): さまざまな要素が複雑に絡んでいるのでケースバイケースではありますが、一つは「創業者兼社長が実務を兼ねるのではなく、経営に専念している」こと。創業者の多くはやはり優れたプレイングマネジャーではあるのですが、 社長がオペレーションを手放せないと、自身のキャパシティが事業のキャパシティとイコールになってしまい、成長は売上高10億円くらいでピタッと止まってしまう んです。
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最高の組織文化のつくり方
- 第4回 「社員が主役」自発性を引き出すカルビーの組織文化
- 第3回 その組織のカルチャーを磨くのは、“称賛される行動”から
- 第2回 「強い企業」に共通するカルチャー設計とは
- 第1回 よい組織カルチャーの醸成に経営者が取り組むべき理由
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