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SDGs、マーケターの約7割が取り組むべきと回答。しかし実施できているのは約3割

BizHint 編集部 2020年8月21日(金)掲載
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近年たびたび耳にするようになった「SDGs(持続可能な開発目標)」。最近では大手企業を中心に、SDGsの取り組みに関する発信をすることも珍しくなくなっています。しかし、株式会社ジャストシステムが発表した「マーケターのSDGsへの取り組みに関する実態調査」の結果によると、まだまだSDGsの活動は十分な広がりを見せているとは言えない実態が見えてきました。

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マーケターの57.7%がSDGsを認知。上場企業での認知率は67.3%

企画・マーケティング・販売促進に従事する人にSDGsの認知について聞いた結果、認知している(「知っており、他の人にも内容を説明できる」「知っているが、他の人に説明できるほどではない」を合わせた数)と答えた人の割合は、57.7%でした。約6割のマーケターがSDGsについて認知していることがわかります。

上場企業と非上場企業で比べてみると、上場企業でSDGsを認知しているマーケターは67.3%、非上場企業では52.6%と、上場企業のマーケターの方がSDGsについて認知していることが判明しました。

SDGsに取り組んでいる人は約3割

SDGsを認知している答えたマーケターに対し、「SDGsをマーケティング施策に取り入れるべきか」を質問したところ、「そう思う」が32.3%、「やや思う」が43.8%で、合わせると70%以上の人が「SDGs」をマーケティングに採り入れるべきだと考えていることがわかりました。

しかしながら、「マーケティング施策にSDGsを採り入れている」と答えたマーケターは29.9%と3割以下にとどまっており、SDGsをマーケティング施策に採り入れたいとは思いつつも、なかなか進んでいない現状が伺えます。

上場企業と非上場企業で比べてみると、上場企業では41.6%、非上場企業では18.7%と、上場企業の方がSDGsをマーケティングに採り入れられていることがわかりました。

半数以上のマーケターがSDGsの費用対効果に課題

SDGsをマーケティング施策に採り入れるべきと考えているマーケターに対して、課題を聞いたところ、最も多かったのが「費用対効果の明確化」で50.3%でした。次に「経営層の理解」(49.7%)、「知見やノウハウ」(44.4%)が続いています。

SDGsを採り入れたいと考えていても、費用対効果を明確に提示できなかったり、経営層にその効果を説明できなかったりするマーケターが多いのではないでしょうか。

SDGsのイメージがある企業は「トヨタ自動車」

SDGsを認知しているマーケターに、SDGsに取り組んでいる企業として認識している企業数を聞いた結果、「1社~2社」が最も多く(29.4%)なりました。次いで「ひとつもない」(25.9%)、「3~5社」(24.9%)と続いています。

SDGsに取り組んでいると聞いて浮かぶ企業名を質問したところ、最も多かったのはトヨタ自動車株式会社」(10.3%)でした、次に「パナソニック株式会社」(7.9%)、「サントリーホールディングス株式会社」(5.0%)となっています。

調査概要

調査名:『マーケターのSDGsへの取り組みに関する実態調査』
調査期間:2020年7月8日(水)~7月14日(火)
調査対象:事前の調査で「企画・マーケティング・販売促進」を担当していると回答した20歳から59歳会社員の男女348名

プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000461.000007597.html

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