連載:第62回 総合 2020年1月~3月
仕事のマニュアル作成、約9割がOffice製品を利用。「マニュアル手順書ツール」の認知率は1割程度


株式会社アイディエーションが実施した「マニュアル手順書ツールユーザー満足度調査」によると、仕事でマニュアル作成の経験がある人は約4割であることがわかりました。また、利用しているツールは9割以上の人が「Office製品」と回答しており、マニュアル作成においてはOffice製品のシェアが圧倒的なようです。マニュアル作成に「マニュアル手順書ツール」を利用している人は16%にとどまり、Office製品と比べると利用者が少ない結果となりました。

仕事でマニュアルを作成する人は約4割
事前調査で全国のビジネスパーソン約10,000人に対して、仕事で「業務マニュアル」「作業手順書」「取扱説明書」「研修資料」「引継書」などを作成することがあるかを聞いてみたところ、全体の43%がマニュアルを作成することがあるという回答結果になりました。
ほとんどの人がマニュアル作成にOffice製品を利用
マニュアル作成関与者に利用しているツール・サービス・商品について質問すると、「Office製品」が92%と多数を占める結果となり、ついで「マニュアル手順書ツール」が16%となりました。
6つのマニュアル手順書ツールの認知率は、すべて1割程度
「マニュアル作成」への実際の関与有無に問わず、ビジネスパーソン全体に認知(「名前を知っている」~「利用経験有り」の合計)されている「マニュアル手順書ツール」について聞いたところ、「Teachme Biz」がトップで11.8%、「Dojo」の10.9%、「ClipLine」「iToutor」の10.4%と続きました。
どのサービスも約1割で大きな差はなく、一定の割合で認知されているようです。
6つのなかで最も利用されているサービスは、「Teachme Biz」が5.2%でトップ、「Dojo」「iToutor」の4.2%と続いています。サービス間の差はほとんどなく、認知率とほぼ同じ結果となりました。
各ツールの利用満足度は、すべて50%を超える
「利用者の満足度が高いサービス」はどこなのか、について、各サービスの実際の利用者に満足度を5段階で聞いた結果、ピックアップした6つのサービスはいずれも50%以上のユーザーに満足されていることがわかりました。
調査概要
- 調査対象:男女 22~79歳 全国のビジネスパーソン(勤務者)
- 調査手法:インターネットリサーチ
- 調査機関:2020年2月27日~2020年2月28日
- 有効回答数:事前調査9,827サンプル ⇒ 本調査408サンプル
- 調査主体:株式会社アイディエーション
比較したマニュアル作成サービス
ClipLine(クリップライン) cocomite(ココミテ) Dojo(ドージョー) iTutor(アイチューター) soeasybuddy(ソーイージーバディ) Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000030222.html
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