close

はじめての方はご登録ください(無料)

メニュー

BizHint について

カテゴリ

最新情報はニュースレター・SNSで配信中

HRM

2020年2月12日(水)更新

HRM(人的資源管理)とは、組織内人材をコストや労働力ではなく人的資源として扱い、戦略的に計画、開発、活用することによって、従業員の組織コミットメントやエンゲージメントなどを高めながら経営戦略の実現を目指す人事管理手法です。HRMへの理解を十分に深め、組織内で最大限に活用するために必要となる知識や情報を、HRMという言葉の意味や日本語訳、類似用語や関連用語、ミシガン・モデルとハーバード・モデルという2つの基本的概念の特徴や差異、HRMの課題や問題点、タレントマネジメントとの関連性などの項目に整理して分かりやすく解説致します。

HRMとは

HRMとは、人材を貴重な経営資源の1つ(人財)として扱い、組織全体で戦略的かつ計画的に育み、最大限に活用する人事管理手法です。HRMを正しく活用することによって、個々の従業員は理想とする自己の実現を、組織は長期ビジョンや経営戦略の実現を果たすことができます。

HRMはそれまでの人事管理手法と異なり、企業戦略や事業戦略との一貫性を強く求められます。そのため、人事担当者だけではなく企業経営者やトップマネジメント層も興味を示し、積極的に関与する必要があります。

HRMの意味と日本語訳

HRMとはHuman Resource Managementの略称です。構成する英単語がそれぞれ『Human=人間』、『Resource=資源』、『Management=管理』という意味を持っていることから、日本語では一般的に『人的資源管理』と訳されています。

また、人的資源が組織内人材を指すことから『人材マネジメント』と訳すこともあります。

HRMの類似用語や関連用語

HRMにはPMHCMHRPHRDHRUなど数多くの類似用語や関連用語が存在します。ビジネスシーンで誤用することがないように、HRMとの違いや関連性を正しく理解しておきましょう。

HRMとPMの違い