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連載:第55回 成長企業 社長が考えていること

経営に“一発逆転”はない。地方小都市で36億の資金調達に成功した立役者が語る「リーダーの仕事」

BizHint 編集部 2022年12月23日(金)掲載
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山形の小都市・鶴岡で36億円を資金調達。TDK始め様々な企業とパートナーシップを交わし、今やそのビジネスの行方に多くの注目が集まっている、ヤマガタデザイン株式会社。ホテルや農業、人材開発などの事業を通して、街づくりを行っています。代表取締役の山中大介さんに、創業から8年間での事業とご自身の変化、気付きについて語っていただきました。

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ヤマガタデザイン株式会社
代表取締役 山中 大介 さん

1985年東京都生まれ。三井不動産で大型商業施設の開発と運営に携わったのち、2014年に山形県鶴岡市に移住、街づくりを担うヤマガタデザイン株式会社を設立。2018年、ホテル「スイデンテラス」、児童施設「キッズドームソライ」をオープン。その後、人材紹介ポータルメディア「ショウナイズカン」、農業経営者育成学校「SEADS」、農業ロボット開発「有機米デザイン」などの事業を展開。地域と全国から36億円を資本調達、地方から全国に広がる課題解決のモデルづくりを続けている。


人も会社も衰退していた山形・庄内地域。なぜ資金が集まったのか?

――2014年に起業したヤマガタデザインは、山形県鶴岡市という地方の小都市でありながら、この8年の間において36億もの資金調達に成功しています。特に、起業当初の出資は全額(23億円)、地元の金融機関や企業だったそうですね。

山中大介さん(以下、山中): 8年前の庄内地域は人も会社もどんどん減っていて、正直「もう消滅していくだけだ」という悲壮感に溢れていました。そんな中で私は会社を興し、「地域のパワーで、地域を変えよう!」と、出資をお願いして回りました。

結果として多くの期待をいただけることになるのですが、そういった交渉やその後の企業活動を通じて、 出資をいただいた理由について大きな確信を得ました。

――確信というのは?

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