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2022年6月の企業倒産件数、544件で2か月連続増加に コロナ第7波・露宇戦争など社会不安が引き続き蔓延

BizHint 編集部 2022年7月26日(火)掲載
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2022年7月下旬に入り、新型コロナウイルス感染症の患者数がまたもや急増しており、第7波に入ったという観測が出ています。今回は特に子どもへの感染拡大が多く、夏休み前に医療崩壊まったなしの状況です。ロシア・ウクライナの戦争も先行き不透明ですが、こうした社会不安にともない、企業の経営環境も悪化が進んでいるようです。

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負債総額はマレリホールディングス(約1兆1,856億2,600万円)の影響が大

帝国データバンクでは、2022年6月の企業倒産件数について集計・分析を行っています(負債1000万円以上の法的整理が対象)。それによると、6月の倒産件数は544件で、前年同月537件から増加していました。これは2020年7月以来、約2年ぶりの2か月連続増となっています。

また負債総額については1兆2,839億800万円で、前年同月の725億8,300万円から大幅に増大していますが、これは製造業で過去最大の法的整理となったマレリホールディングス株式会社(負債額約1兆1,856億2,600万円)の影響と見られます。

業種別では、7業種中5業種が前年同月比で増加しています。特にサービス業(前年同月118件→135件)は4か月連続で増加していました。

倒産の主因別にみると、販売不振などの「不況型倒産」が430件(同396件、8.6%増)で2か月連続の増加を見せており、構成比でも79.1%(対前年同月5.3ポイント増)に達していました。

プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000504.000043465.html https://www.tdb.co.jp/tosan/syukei/2206.html

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